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ポリポリむつごろう&わらすぼ

佐賀県は有明海の特産「むつごろう」「わらすぼ」。この観光特産士検定勉強noteの、割と最初の方でご紹介しました。

先日(緊急事態宣言の狭間)、東京・有楽町にある交通会館へ出かけた際、福岡県のアンテナショップで、こんなものを見つけました。

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有明の味・ポリポリむつごろう、同じくわらすぼ‼

どちらも佐賀県の特産のはず、なぜ福岡県のアンテナショップで販売しているのか⁈ 製品表示を見ると、製造者は福岡県柳川市の「夜明茶屋」さんというお食事処。

有明海のお魚を豊富に取り扱っており、オリジナルのお土産にも力を注いでいるお店のようです。なるほどそれで、福岡アンテナショップで販売されているんですね。

ポリポリむつごろうには
「有明海のマスコット」をあけてそのまま丸かじり!

わらすぼのパッケージには
「有明海のエイリアン」をあけてそのまま丸かじり!

というキャッチコピー。
マスコットとエイリアン、この格差よ(笑)

それにしても、いったいどんな味がするのかしら……知りたいわ……。やはり、教科書で学んだだけでは身につきません! 実学あるのみ! むつごろうとわらすぼ、1袋ずつ購入してまいりました。

ポリポリむつごろう

ではマスコット・むつごろうから実食。

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長さ14㎝、幅は2㎝ほど。真っ黒のボディに白く残った歯。
うーん、海の中にいたときはもうちょっとかわいかっただろうになあ。味付けされて干されると、こんなガッチガチのシッワシワになっちゃうんだ。

ちょっと顔が怖い。皮がゴジラっぽい。食べるのになかなか勇気のいるルックスです。

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アップにすると、さらに勇気が必要。
そこは私も百戦錬磨なので(笑)バリッといってみました。お醤油とみりんの、甘辛い味付けです。でもちゃんと魚のにおいがする。マグロのキューブおつまみ(ツナピコ)みたいな味付けです。

テクスチャーを一言で表現すると「ボッリボリ」。ボッリボリのみりん干し。噛んでると容赦なく口中の柔らかい部分にブスブス刺さるので、歯肉炎や口内炎の人は気を付けた方がいいです。

むつごろうの歯も食べたんですけど、身よりも少し粉っぽいカンジがして、不思議な噛み心地でした。


ポリポリわらすぼ

エイリアン・わらすぼは二本入りでした。

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持って帰ってくる間に、見事に割れていました……。何とかつなぎ合わせてみると、長い方は全長26~27㎝といったところでしょうか。干して縮んでこの長さですから、フレッシュな頃(笑)はもっと長かったんでしょうね。

こちらも真っ黒で、歯だけが異様に白い。松崎しげる氏か! しかも噛まれたらむっちゃ痛そうな、むき出しの歯。ひえー。このお魚を最初に食べた人を、私は心から尊敬します。

よっし、私もポリポリ、いきます!

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こちらも同じく醤油みりん味。味はいい。日本酒か焼酎が欲しくなります。やたらに硬い、おいしいみりん干しです。しっかし口と歯間に刺さるね!(笑)

アタマも丸ごとかじってみました。ポリポリ、なんでかわいい咀嚼音じゃないですね。ボッリボリ、ゴリッゴリ、バッキバキ。歯が鍛えられそうです! 
そしてこちらも歯の噛み心地が独特。
「あ、今、わらすぼの歯を噛んでる……」微妙な「ぢゃりっ」を感じます。


有明海のアイドル&エイリアン、おいしくいただきました。どちらも酒飲みホイホイな珍味でした。
ただひとつだけ、「ポリポリ」というネーミングには、異議を唱えます。咀嚼音は「ボッリボリ」「ゴリッゴリ」「バッキバキ」のいずれかです(笑)

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