不安に負けない、夢中になれるものを

不安は人生で感じることは多いことで、どこからともなくやってきます。コロナ禍で動けなくなった分、内向きになりあれこれ考えてしまう人も少なくないと思います。
自分自身もそうです。

今回はそんな不安との向き合い方が紹介された
本田健 不安な時代をどう生きるか
を読んでみて自分なりの解釈で不安との向き合い方、自分自身の未来の作り方について自分自身が感じたことを書いていきます。

不安について

この本では不安について、人間関係、お金、仕事、健康など不安を感じやすい例が紹介されていて、その後向き合い方、受け入れる、回避するなどについて書かれています。

不安は不確実な未来に対して感じるもので、なんとなくといった正体のはっきりしないもの、似たもので「心配」は具体的なものに対して感じるものとされています。
不安は漠然としていて、何かやろうと思った時に足止めをします。でも、逆にいうと予防線が張られる状態になるので、不安は防衛本能に近いものであることが分かります。

では、不安を感じないようにするには?
情熱を傾けられる何か、夢やビジョン、どうしてもやりたいと思えまるものを持っていれば不安の入り込む余地のない状況をつくる
というのが基本的に終始言われていると解釈しました。

基本的に不安はまだ決まっていない未来に対して失敗するのではないか、というもの。
失敗はしないことの方が少ない。
頑張っても届かないもの、向き不向きはあるので受け入れることも大切。
向いているものは周りの人から好きだよね、得意だよねと言われることに現れることが多い。
一方で、情熱を傾けられるライフテーマは実は自分自身が不安を感じる、自分にネガティブな影響を与える過去の近くにある。

など不安との向き合い方、得意なもの、情熱を傾けられる何かを見つけるヒントがいろいろと書かれています。

本を読んでの感想

本を読んでいて一貫して、自分が前向きになれる選択をできているのか?を問われているような感じでした。
読んでみて自分自身、

嫌われたくないと思いすぎている
世界の見方が広がった
思っているより、お金の不安を感じていたかも
自分のライフワークにブレーキかかってたなぁ
正解はない、いろいろな道がある、結果よりも過程を大事にしよう
本当にやりたいこと、全ての不安がないとしたら何したいか考えてみよう

と自己分析とこの先やってみたいことが色々と出てきました。

不安になる理由と正体を知ろうとする事で、準備ができて具体的に踏み出せる
これから自分が大切に思うものに人生の時間をかけていこうと思える一冊でした。

とても優しく寄り添ってくれるような本で不安が近づいてきた時、一休みしてまた読んでみたい本です。

自分に自信がない、情熱を傾ける何かがみつからない、漠然と不安を感じる、そんな人にはぜひ読んでもらえると少し元気がもらえるのではないかな、と思います。

この本を読みながら明るい未来の自分を考えてみると、やりたいことたくさん出てきました。

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