元保育士ママ/あなたにとって何人目でも、この子にとったら1回目【子育て】
5年半ぶりの妊娠と出産
我が家は2023年に3人目の赤ちゃんが誕生しました。
2014年に長男、2017年に次男が生まれて、久しぶりの妊娠出産でした。
3人目ともなると「余裕ね!」と周りから言われることもしばしばで
そのたびに「いや、5年半も空いたから初心者やで…」と言ったり思ったり…笑
実際5年半ぶりの妊娠で思ったことは、
【市の子育て支援が次男の時より充実している!】
という嬉しい発見と
【育児グッズがたくさん出てる上に情報過多だ!】
という戸惑いでした。
無事出産、退院を早めての帰宅
実際に生まれてみると、あれこれ忘れているものの覚えていることが多くて。
産院では助産師さんがいろいろ教えてくれるし、そんなに不安になることも分からないこともなくて、沐浴もさらっと復習くらいで見せてもらったくらいでした。
わたしは実家に帰らず、むしろ入院中もヒマすぎて母子ともに健康だったので1日退院を早めてもらって帰宅したんですが
総合して「ま、いけるよな!」という感じで育児がスタート。
実際に育児スタートすると…
余裕は余裕、というのもやっぱり息子たちが大きくなっていたこともあって
そこに手がかかることが少なくて。
息子たちのメンタルケアは十二分に気を付けたものの、日常生活の手伝いというものが圧倒的に少なかったので
その分、赤ちゃんに手をかけてあげることができました。
でもやっぱり小3と年長の息子たちを優先してあげたくて。
産後4日目には家事育児で日常を回していくし、送迎や買い物などするし、新生児らしからぬ生活と産後の生活を送っていた頃の助産師訪問でした。
助産師さんからの言葉ではっとした
「3人目だからいろいろ分かってるね。でもね、この子にとったらなんでも1回目だからね」
ついつい【寝てるだけだし】【動かないし】【生活リズムとかまだないし】
【3人目だからこっちもわかってる!】
【授乳だけちゃんとしたら大丈夫でしょ!】
と、あれこれ理由をつけては後回しにしてしまっていた赤ちゃん。
でも、この目の前の赤ちゃんにとったらなんでも初めてだし、分からないし、こわいこともあるし。
何人目でもそれはこちらの都合であって、「この子」にとったらどうだったんだろう
いちばん大切なことが抜け落ちてしまっていた、そこを助産師さんが拾って渡してくれたような気がしました。
なによりも「この子にとってどうか」が大切
長男と次男を大切にしなきゃ!ケアしなきゃ!と思うあまり、目の前の赤ちゃんのことを疎かにしてしまっていたな…と反省してから、今まで息子たちwith赤ちゃんという意識だったことに気づき
長男・次男・赤ちゃん
しっかり「3人」に意識を向けるようになったような気がします。
助産師さんから言われたことは、生まれたばかりの赤ちゃんのことだけでなく、長男と次男についても同様だよ、と気づかせてくれた言葉でした。
どうしても3人いると適当になることもあったり、そうせざるを得ない場面がでてくるけれど、
助産師さんが教えてくれた
あなたにとって何人目でも、この子にとったら1回目
この言葉を忘れずに子どもたちと過ごしていきたいです。
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