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誰かの頑張りが他の誰かの頑張りを生む

3月21日に「メンタルヘルス・マネジメントⅢ種」の検定を受けました。結果は100点満点中88点で合格(70点以上が合格)でした。

・・・と、サラッと書いて終わる話なんですが、今回は色々なドラマがありました。結果発表に至るまで。


「こころの健康」をテーマに学習

5月1ヶ月間かけて、「自分はこれからどう生きていくのか」を考えました。実際に「稼ぐ」となるとまた難易度が上がるので、まずは「取り組みたいこと」を考えていくことにしました。

その結果、「防災」と「こころの健康」に行きつきました。「防災」はこれまでも取り組んでいること、そして「こころの健康」(これは精神的なものだけではなく身体的なものも)は僕がしくじってしまい一度人生を終わらせようとしたもの

「防災」は「20~50代の人たちにもっと防災の大切さを伝えたい」という信念のようなものがありました。「こころの健康」も「同じ過ちは繰り返さないでほしい」という信念なようなものが芽生えました。

そして、この2つを生涯取り組むもの(収入も得たい)として定めました。「メンタルヘルス・マネジメントⅢ種」と「カラーセラピスト」はその具体的なものです。


皮肉なことにメンタル不調

しかし、7月から「フラッシュバック」という激しいメンタル不調に襲われます。当然、学習なんてできません。学習どころか自分の生活そのものが危なくなりました。

「こころの健康」の大切さを伝えたい人間が、再び同じ過ち(自ら人生を終わらせること)を考えるようになりました。だって、ひどいときは終日過去の忌まわしい出来事が頭の中に次々と思い出されるわけです。

そんなとき、「岩船ひろき」のファンの方のFacebookに、同じ検定の「Ⅱ種」を勉強している、というのを見かけました。「頑張ろうね」とコメントしあい、やる気を出しました。

「フラッシュバック」の対策は「常に何か考えていること」です。考えていても出てくるときもありますが、何か考えてひたすらアウトプットし続けることが最大の対策。

この原動力となったのが、以前紹介したサイトの拡充と、「岩船ひろきのバイーンチャンネル」のお手伝いをしながら、岩船ひろきさん本人をはじめ、リスナーの皆さんの誰かの頑張りを見て、「おりゃー!」と前進したわけです。

精神疾患のある僕は「頑張る」という体力・気力を消耗するより「チャレンジする」という少し気軽な言葉を好んで使います。ただ、このときばかりは「頑張る」でした。

そして、ちょっとフラッシュバックが軽くなった10~11月にまずはカラーセラピストの勉強を終え、資格取得に至りました。が、11月受験予定の「メンタルヘルス・マネジメントⅢ種」は3月に延期することとしました。


フラッシュバックを消した過程

「フラッシュバック」の内容はは小学校1年のときの教師からの虐待とそれに対する親の放置という体験に集約されてきました。ちょうど「バイーンチャンネル」のADをお休みさせてもらいたい、と岩船ひろきさんに伝えたあたりです。

年が明け、まず「教育委員会」にメールを送り、その教師の処遇について尋ねました。当然、記録は残っていないのですが教育委員会から丁寧な対応をいただき、教師の件は消えました。

最後は親。父親はとっくに他界しているので、母親にこの疑問を投げつけました。「私は母親失格なんですね?」と来たので、「合格も失格も母親はあなただけだ」と返し、そこで僕の中のわだかまりのようなものが解けました

そして、フラッシュバックは消えました。正確に言うと、今でも当時の映像は頭の中にしょっちゅう浮かびますが、それで心が乱れることはなくなりました。

ここでも、頑張って自らフラッシュバックを消し去ったのです。1月中旬の出来事でした。


次は「地震」

1月中旬からようやく勉強を再開できるようになりました。しかし、次に襲ったのが2/13の福島沖の地震。震度5強(ウチは高層階だから震度6弱?)という経験のない地震でメンタル不調に陥りました。

あるとき、勉強を進めていると「自分がメンタルヘルスをしくじったことで自殺未遂に至ったこと」を「責められている」と感じるようになり、そこから本を開けなくなりました

しかし、ここでも「バイーンチャンネル」が原動力となり、「おりゃー!」でなんとか乗り切りました。

最後は、「メンタルヘルス問題は自分が通ってきた道、分からないわけはない!」という意味不明なスタンスで勉強をしました。

が、試験前日の3/20に宮城県沖の地震があり、最後の追い込み勉強ができなくなりました。で、上の意味不明なスタンスで試験まで乗り切りました。


「バイーンチャンネル」での合格発表

あるとき配信中に、突然岩船ひろきさんから「ゴリィさんさえよければこのバイーンチャンネルで合格発表したい」との提案があったので、僕はそれに乗っかりました。面白そうなことには乗っかるスタンスです(笑)。

試験結果が分かり、先に岩船さんにだけ教えました。そして、岩船さんから「6曲セットリストを考えてもらっていいですか?3曲目と4曲目の間に結果発表します」とご連絡。

考えた結果、最初3曲はこの1年を回想する曲、4曲目は乾杯ソング、5曲目は「ようやくスタートラインに立てた」という意味での曲、6曲目は「人生の1曲」。

①はじまりは午前2時

②不死鳥

③Hurrah Hurrah

④GOOD LUCK SONG

⑤どうせ

⑥奇形蝶

②と③は不合格を示唆しているともとれないワードも入っていて、我ながらなかなかのチョイス(笑)。で、合格を発表するとリスナーの皆さんから想像以上のお祝いの言葉をいただきました。

「ゴリィさんの頑張りを紹介したかったんです。その頑張りで僕も頑張ろうと思えますし、皆さんもそうだと思います」と岩船さん。リスナーの皆さんからもそれぞれ頑張りたいことのコメントがありました。

これまでの経緯はSNSで綴ってきたので、岩船さんもある程度はご存じだったと思います(フラッシュバックを断ち切ったところは知らないかも)。それもあり「バイーンチャンネル」での結果発表に身を委ねましたが、僕の「頑張り」が誰かの「頑張り」の背中を押す、という合格以上の喜びを感じることができました。

かくいう僕は、「バイーンチャンネル」の岩船さん、そしてリスナーの皆さんの頑張りを見て頑張れたんです。


まとめ

今回の「メンタルヘルス・マネジメント検定」は「チャレンジ」ではなく「頑張り」でした。

そして、僕の「頑張り」を見守ってくださった岩船さんは、僕が「轟RADIO」で普通に発表するよりも「バイーンチャンネル」で発表した方が盛り上がると思ったのではないか、と思います(これはあくまで推理ね)。

結果、その通りになったと思います。

「轟RADIO」だとサイトで告知するだけですから、頑張りも見えづらいですから。ツイキャスだと来れる人が限られているし、サイトで頑張りを逐一報告しているわけでもなかったので。

ともかく、「誰かの頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと思える」というのを今回はまさに体現したな、と思います。僕もそうでしたし、僕の頑張った結果を見て皆さんの反応もそうだったですし。


おまけ

僕が「仲間」の岩船ひろきさんと同じようにチャレンジをすると心身を壊すことは知っていますが、やはり「伊勢丹浦和店とのコラボ」「THE FIRST REC」シリーズ等、新しいチャレンジを続けている姿を見ると触発されるものがあります。

「こころの健康」から「メンタルヘルス」と一歩突っ込んで(名称上どうなのかは分からないけど)の第1弾は、「ツイキャス配信」です。「顔出し」でメンタルヘルスの話題を毎回20分程度していきます。

配信画面a

(「トドろきっ!こころの扉」右上が顔出し部分)

ちなみに、「トドろきっ!防災入門」も5/4より「顔出し」になります。5/4のテーマは「新しい避難情報」です。

今回の疑問

他、カラーセラピーもモニター募集できるところまでどのようにオンラインでやっていくか考えていきます。ボーカル録りもあり、クイズの進行もあり、会社から請け負った契約社員にしては大きい案件もあり。

全部チャレンジです。後回しにできるものもありますし。

そんなわけで、これからもゴリィ、そして「轟RADIO」をよろしくお願いします。


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