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正解とは何か

アクセスありがとうございます。

今回は正解について考えていきます。


「正解」と「正答」の違い


正解と聞くとテストの答えが合っていることを
思い浮かべる人が多いと思います。

私はそれは正解ではなく正答だと思います。

仕事や日常生活において
正答に近い行動を選択して成果を出すのが
基本だと思います。

ただ、世の中はテストのようにぴったり当てはまる
正答があるものは多くありません。
数ある選択肢の中から正解だと思うものをチョイスし
相手の反応を見て対応していると思います。

また、正答=正解ではないこともあり得ます。
よくあるのがクイズ番組です。

正答を出さずにわざと間違えることで注目を誘っている
ように見えることがあります。
(単に問題の解答が分からないのでウケを誘っているだけかもしれません)

芸人は大喜利のように笑いを誘う答えを考え
アイドルはお茶目なところを見せるために珍解答を出して
自分をアピールする戦略もあるように思います。
(俗にいうおバカアイドル)

それは彼らの目的が
クイズに正答することではなく
「自分が今後仕事をもらえるように世間に知ってもらうこと」
だからです。

番組の進行の都合という制約で
なんでも好き勝手は出来ないと思いますが
限られた範囲の中でアピールをしているのだと思います。

要するに、正解とは目的に適している行為と言えるでしょう。
テストの場合、正答を導くことが正解と言えます。



不正解とは?


正解の反対である不正解について考えます。
先程の論調からして
目的に適さない行為となります。

法律やルールに反することはもちろん、
他に迷惑をかけたり、信頼をなくすようなことをする行為を指します。

社会生活では暗黙のルールというものがあり
協調性を大事にする日本ではこれが結構重要だったりします。
ストレス社会を加速させる大きな要因となっています。
俗にいう「浮いた」行為は出る杭となって打たれる傾向が強いです。

これらをしないことが正解に近づく
最低限の行為と言えるでしょう。

注意したいのは
それらを押さえただけは正解にはならないことです。
赤点を回避できたというニュアンスに近いですね。

さらに言えば、
集団の中では世間と勝手が違うものもあり
それらとの適合に苦労することが少なくないようです。

一般的な正解がその業界では不正解になるパターンもある。
正解は相手がいるということが現代社会の難しさと言えるでしょう。


後から正解に変わるものもある


あの時は失敗だった出来事は
今となっては良い思い出となっていることは
結構あると思います。

当時は不正解だったが後に話のネタや
成功に導く教訓として活きたと考えれば
今となっては正解と言えるでしょう。

要するに、正解は時間をかけて変化することがあります。
もちろん、逆のケースもあり、
昔成功したからと慢心して失敗するパターンもあり得ます。

そのため、不正解を避けて
何もやらないのは避けた方が良いかもしれません。
0からは何も生まれません。

現状維持は後退に等しいというのは
何もしないということが
マイナスが出ないがプラスも出ず、
日々成長していくみんなと相対的に差がつくためだと考えられます。

何かをして絶対成功するという保証はないでしょう。
むしろ失敗することの方が多いと思います。

ただ、その結果は数字として0ではありません。
絶対値として0でなければ
その出来事が時間や縁によって符号が反転することもあり得るのです。

人生は一次関数のような単純な数式ではなく
対数や複素数といった様々な関数が入り混じった
現代数学でも理解不能の
複雑な数式によって表されると思っています。
(むしろ、数式で表すということ自体が無謀かもしれません)

そこには時間という係数も入っており
何かの経験が全く別の経験に活かせるということもあります。
あの時の失敗が自分を救った!と言えることも多くあるでしょう。


正解を導くには
失敗を恐れずに何でも糧にしていく意気込みで
物事と向き合うのが良いのかもしれませんね。


今回はこの辺で。


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