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【山形県小国町】現役隊員からあなたへ

現在日本各地で活動している30期10名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いていただきました。

2人目の今回は、山形県小国町で活動中の川添翔大さんからです。
応募のきっかけや休日の過ごし方について書いてくれました。




応募しようと思ったきっかけ

「今のままでいいのか?」

私は2年間社会人として働いていました。
「人の役に立ちたい」と思い目指した職業。
でも、そんな理想論だけではやっていけず、最初は「しょうがない」と思いました。

仕事で関わる方々にご挨拶すると、「あなた若いね!それぐらい若かったら他の事したかったな」と皆さん言いました。
「私のやりたいことはこれなのか?」と感じるようになり、人生一回きりだし他の可能性を見てみたいと思い、思い切って退職しました。

 応募の決め手としては、「人の役に立ちたい!」が前提としてあり、お金にとらわれない生活ができ、且つ社会人時代とは180°異なる職業で、異なる天候など「未体験・未経験」を体験・経験したいと思い応募しました。

 祖母が、派遣されるような過疎化地域に住んでいたこともあり、田舎の人付き合いや景色が好きでした。「これ持ってきたからたべろ~」「今日は何してたの?」ほとんど面識の無い方でも気さくに話してくれていたのを覚えています。

そんな、人付き合いや自然に触れることで「人の役に立ちたい」という考え方が理想論ではく、実現できる可能性がつかめるかもしれないと思ったから応募しました。


休日や夜の過ごし方

先に言ってしまうと

「休みはありません。」

ブラックな協力隊だな!と思ったかもしれませんが、これが「田舎生活あるある」です。

夏場の簡単なスケジュール(一例)をご紹介します。
AM 5:00    畑作業や草刈り
      7:00  朝食
      9:00  朝仕事の続き
PM 0:00  昼食
     14:00    田んぼの消毒
     17:00  仕事終了

こういう生活が週6.7日あり、完全な休日は都会よりもないかなと思います。
最初は私も大変な仕事だと思いましたし、体を壊すと思いました。農家さんからすれば「農業は自然相手の職業だから、時間が限られている」と言われてました。私が「休みが無くて辛くないですか?」と尋ねれば「子供の時からやってるから、普通だよ。お前も毎日歯を磨くだろ?それと同じだよ。」と。

大自然と仕事をしている方々にとっては、働くというよりも「日常」に近い仕事なのかもしれません。私もそう考えて活動していると、週6活動日でも、疲労は響かなくなりました。むしろ、休みがあると動きたくなってしまいます(笑)いつの間にか私も農作業が「日常」になっています。

もちろん完全休日もあります。その時は地域の同年代と旅行したり、ご飯食べたり、飲み会したり、川遊びしたり、キャンプしたり、ドライブしたりと満喫しています!
ちなみに夜は、和太鼓と民謡を習っています!
活動も遊びもノビノビして過ごしています。

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