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ひきこもりと推しの存在

昨日、女性のひきこもりに関する記事を読んで「これ私じゃん」と思った。

通院と買い物以外はずっと家にいる生活が2年以上続いているから私は世間的に見たらひきこもりらしい。現状は受け入れていたが「ひきこもり」という言葉とは結び付いていなかった。
男性のひきこもりが話題になることが多いがひきこもりの約半数は女性だという。女性は家にいても独身なら家事手伝い、既婚なら専業主婦としてひきこもっているので社会問題化しにくいらしい。男性に比べたら働かなければいけないというプレッシャーが少なく親やパートナーに頼って生活していても許される風潮なのも影響しているのかもしれない。性別に関係なく精神疾患や家庭環境など様々なことが影響してひきこもり状態になるということは想像に難くない。私は当事者なのでわかる。

私は双極性障害Ⅱ型という持病があって今は働ける体調ではなく実家で暮らしているが片づけと掃除ができない母と妹(おそらくADHD)がいるので家の中は荒れているし、私が軽躁状態の時に喧嘩した妹とは関係が悪く生活する上でストレスが多い。市の相談センターに頼ってみたが何も解決せず、今は月に1回面談して外出することに慣れつつ就職に向けて何ができるか模索している。なるべく悲壮感が漂わないように事実を書いているがなかなかヘビーな状況だ。

ひどいうつ状態は脱したが外出するとすぐ疲れてしまうし、一昨年バイトをはじめてみたが1日出勤しただけで不安感が強くなってしまって辞めてしまった。何度もnoteに書いているが現在は基本的に家にいて野球のキャンプ配信やYouTubeを観たりSNSをチェックするのが日課になっている。世間の流れを知るためにニュース記事なども読むようにしている。本を読むこともたまにあるが集中力が続かず内容をすぐ忘れてしまうので楽しめなくなった。

1日家にいて飽きないのかと思われるかもしれないがまったく飽きないし、夜には疲れてしまってぐっすり眠れる。プロのひきこもりと言ってもいいかもしれない。実家で暮らせて障害年金を受給しているから今はなんとかなっているが少しでもバランスが崩れたら生活が破綻してしまうだろう。

出口が見えない不安な日々を送っているが推しの存在には助けられている。今はSNSやYouTubeなどを観てお金をかけずに推し活ができるのだ。夜寝る前にイベントなどで推しに会えたら何を話そうか考えると幸せな気持ちになって秒で寝てしまう。
推しはたくさんいるが千葉ロッテの岡選手とソロキャンプ動画で有名なヒロシさんは特に好きだ。会えたら緊張して「応援してます!」しか言えないと思うが体調がよくなったら球場に行ったりイベントに参加したいと思っている。

2年前、希死念慮を伴ううつ状態になって毎日死ぬ方法を考えていて誕生日を迎えられないかもしれないと思っていたが推しのことを考えて楽しめるまで回復した自分を褒めたい。推しの存在にも感謝している。今はひきこもり状態で今後どうなっていくのか不安でたまらないが日々だが推しのおかげで暗くなりすぎず毎日過ごせている。

noteを書くようになって精神的に少し安定してきたし、私は文章を読むことと書くことが好きだということを再確認した。SNSは何も考えずぼーっと短文を読み続けることができるのが楽しいし(思考停止ともいう)、noteには思ったことなどを整理しながら書けるのでいい。体調がよくなってから読み返すことを考えて事実をなるべく客観的に書くようにしている。

読んでくださってる方にとってはまとまらない文章で読みにくいと思うがお付き合いいただければと思う。スキをいただけると励みになります。

サポートしていただけたら安心して療養できます。