見出し画像

詩 波の音は明けない朝を洗って


足の下の砂が水にさらわれてゆく

波打ち際でわたしの世界は

どうしてこんなに小さいのだろう

恐れを美化し続けたいつまでも明けない朝

いったい何に酔った日々を繰り返していたのだろう

不規則に連なる音はやがて

次の崩れる波の音を運び

わたしの憂いと、儚い記憶を持ち去って行った


だからわたしはここに来る

だからわたしは
何も求めずとも良いのだと知るために

ここに来る



#詩 #海

スキもコメントもサポートも、いただけたら素直に嬉しいです♡