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詩 日、晴る


梢でゆれる
目覚めたばかりの若葉

巣作りの場所を決める前の
いっときを遊ぶように
近くをいったりきたの雲雀が
それをつつく

遠く離れた水のせせらぎ
匂いを絡めた風の道
本当に
うららかとは
そこに居る者のこころが見聞きし
映り込んだ絵図に相違なく

春の雲雀

やがて
子のひとり立ちを見送るのは

日、晴る時




ひばりは雲雀と書きますが、「ひばり」の語源は「日晴る」との事。
良く晴れた空にさえずる鳥、雲雀は春の季語です。

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#詩 #創作

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