Foundations of Esoterism: Lecture 18

R.シュタイナー

アトランティアン


彼らの前頭葉は小さく、額は広かったがエーテル体は力強く脳とはまだ未発展であった。それゆえ、エーテル体の頭部は大きく、身体のそれは比較的小さかった。頭部の境目から炎のようなものが見え超能力のようなものが使えた。

彼らは自然との結びつきが深く、植物の種を利用して乗り物を操った。エーテル体の発達は後半の古代のセム族から始まった。これにより超能力は消え、代わりに知性が発達した。

レムリアン

エーテル体の頭部からは枝分かれしたアストラル体が現れていた。蟹のような姿で両性具有だった。時には四足歩行で飛び跳ねた。彼らの意識は夢の中にいるような状態であり、今とは全く違うものだった。

月期の頃、人は手足を使って何かを掴んだりし始めていた。そしてそこから直立に繋がった。彼らと同時期に爬虫類のような生物もいた。この生物が直立し始めた頃、頭部の境目から炎のようなものが現れた。これがドラゴンの起源だ。

このようにしてこの頃、manas(人)になるための結実が進んでいった。低次と高次のアストラル体の結合によって大部分のアストラル体が消滅した。ドラゴンは月にアストラルの階層を作り、そこに生き残った。他の生命体も同様。人とって不要となったものが月に投げ出されたのだ。

洗練されたものからグロテスクなものまで、身体の進化は7つの過程を経ている。そのすべてにおいて結実されなければならなかった。低次と高次、この二つのメンバーからから私たちの身体は成り立っているのだ。

月期からのアストラル体に執着している人はカマロカでこれを取り除かなければならない。

エーテル体にも低次と高次がある。動物的なものとスピリチュアルなもの。その間にあるのがアストラル体。このアストラル体も両極二面性から成り立っている。低次は煩悩、高次はBuddhi。

(続いて関連のあるLecture 19を読むことをお勧めします)


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