見出し画像

エタップドツールを走る自転車たち

エタップは、とにかく完走目的で走る人もいれば、タイムを競ういわゆるガチ勢もいる。10000人を超えるライダーが、それぞれの自転車を駆ってゴールを目指す。

さて、エタップではどんな機材が多く使われているのか。あくまで自分が見た範囲の、感覚的な印象で言うと、

  • フランスバイク優勢
    特にLOOKとラピエールは非常に多い。さすがお膝元。意外に?TIMEは少なくて、日本と同じくらいの割合と感じた。一方、めちゃくちゃ多かったのがOrigineというメーカー。シンプルですっきりとした見た目のバイク。どうやら今のshimanoのニュートラルバイクに採用されてるらしい。デュラエース採用のハイエンドバイクはなんと6.3kgで6137ユーロ。

  • スペシャライズド強し
    これはツールドフランスでも活躍しているし、最新テクノロジーを追求するとS-worksになる、ということか。特に申告ゴールの早い人たち程割合が多かった。日本との違い、としてはエートスに乗っている人が結構多い。コースが山岳だから、ということもあるからか軽量重視、ということか。なお、スペシャライズド以外のアメリカ車、キャノンデールやトレックはそこまで多くない。

  • イタリア車は案外少ない
    ビアンキ、コルナゴ、デローザは特に少なく、日本よりも割合は少ない。ヨーロッパ車で日本よりもよく見たのはscottとBMC。BMCはかなりよく見た。Canyonもそれなりに見た。

  • ホイールはdt swissが圧勝
    カンパニョーロは少なく、シマノはそこそこ。とにかくdt swissが多かった。山岳なのでディープリムは少なく、低いリムハイトのカーボンホイールが主流だ。

  • レンタルもそこそこ見かける
    特に自分は完走目的だったので、周りもそういうモチベーションの人も多かったのかも。レンタルでも結構いいスペックの自転車を貸してくれるので、むしろ結構人気。

この辺りが、あくまで個人的に感じたエタップ2023のバイクトレンドである。ちなみにオールドスタイルのクロモリで参加してる人も1人だけ見かけた。ほんと、すごいなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?