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自転車レースが好き 自転車に乗るのが好き ふつーの人がエタップ・デュ・ツール・ド・フラ…

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自転車レースが好き 自転車に乗るのが好き ふつーの人がエタップ・デュ・ツール・ド・フランス(L'Etape du Tour de France)に参加した記録と、必要な方への情報提供になれば幸いです。

最近の記事

エタップドツールに持って行くべきもの

エタップは世界で最も大きな自転車イベントの一つ。前日にはゼッケンをもらいにイベント会場に行く。もちろんそこには物販の店もあるが、ぜひ日本から持って行くべきものを3つ、経験から紹介したい。 チューブ 「当たり前」とも思うが、ここは「あえて多めに3つくらい」持って行くことをお勧めする。なぜなら、エタップに参加すると、前日や前々日にきっと試走したくなる。もちろんそうなるはずだ。パンクというものは、前触れもなく突然やってくることもある。かくいう自分がそうだ。前日の試走でパンクした。

    • エタップでの事故には注意

      プロのレースを見ていても、落車はしばしば起こる。機材も進化し、アマチュアでもかなりの速度で走ることができる。ヘルメットだけで、身体はプロテクターもつけずに走る自転車は、割と危険なスポーツと言える。 コースを封鎖することで快適に走ることができるエタップ。それ故に特に下りでは相当なスピードで走ってくる人も少なくない。それに伴い、コースアウトや衝突など、事故も発生する。道端で血だらけになっている人、その場で治療を受けて腕を吊られてる人、タンカで運ばれてる人もいた。走行中、何回も救

      • カーボンディスクロード考

        自転車なんてのは個人の好きに乗れば良く、本人が満足なら、何に乗っても良い。自分にとってはe-bikeも、ヒルクライムでは体力差を埋めて誰かと一緒に楽しめる良い乗り物だ。早く走るだけが自転車ではない。 そんな考えの自分は、コロナ前にカーボン製の自転車を処分して、スチールの重たい自転車に乗り換えた。クローズドサーキットで走ることなどなく、常に他の自転車、車、歩行者、ネコ、鳥、等々に気をつけながら走ることが多く、必然的にスピードは出さない。カーボンに乗ってた頃は、早く走らなきゃ、

        • レンタカー無しでツールドフランス現地観戦

          先日、JSportsの輪生相談にて、ツールドフランスの現地観戦に関する質問があり、栗村氏が丁寧に解説されていた。 非常にためになる内容で今後現地観戦をする人は是非見ておいて損はない。 昨年、エタップを走った後、自分も現地観戦を行った。ただし、何ステージも見ることはできず、1ステージだけ、公共交通機関を使って観に行った。もし、自分と同じように、公共交通機関を使って観戦したい、という人がいたら何かの役に立つかもしれない。なお、自分はパリを基点としての観戦となった。 観戦した

        エタップドツールに持って行くべきもの

          海外ライドイベント一考

          このnoteは、自分がエタップに参加した経験を共有したい!と書き始めたのですが、調べていけば海外のライドイベントには魅力的なものが数多あるわけで。 ツールドフランダース、パリルーベ。。。海外の自転車文化は、プロだけではなく、アマチュアにも同じコースを用意することで、自転車愛好家の気持ちを掴んでいるのだろうなと思い知らされる。羨ましい。。。 そろそろ始まるヨーロッパの自転車シーズン。春のクラシックも見どころが多い。走りたくなる道も多い。もし、気になるレースがあれば、エタップ

          海外ライドイベント一考

          エタップドツールを走る自転車たち

          エタップは、とにかく完走目的で走る人もいれば、タイムを競ういわゆるガチ勢もいる。10000人を超えるライダーが、それぞれの自転車を駆ってゴールを目指す。 さて、エタップではどんな機材が多く使われているのか。あくまで自分が見た範囲の、感覚的な印象で言うと、 フランスバイク優勢 特にLOOKとラピエールは非常に多い。さすがお膝元。意外に?TIMEは少なくて、日本と同じくらいの割合と感じた。一方、めちゃくちゃ多かったのがOrigineというメーカー。シンプルですっきりとした見た

          エタップドツールを走る自転車たち

          エタップの日本人

          エタップ・ドゥ・ツールドフランスは、参加申し込みのフォームに国籍を各欄がある。ちなみに、空欄でもいい。そこを書くと、ゼッケンに名前と共に国旗が記される。エタップを走ってると、お、前にいるのはイギリスから来た人か、みたいなことが分かる。 当然、自分が日本から来たことも周りに知られるわけで、走行中後ろから声をかけられる。日本からの参加者は決して多くないので、珍しがられるのだろう。「日本から来たのか!? わざわざこのために?! ずいぶんと好きモノだな!」「頑張れ日本人!」みたいに

          エタップの日本人

          エタップに向けたトレーニング フィッティング篇

          エタップ参加に当たり、初めてちゃんとしたフィッティングサービスを受けてみた。色々なお店でコンサルテーションしてくれると思うが、自分は多摩川サイクリングロード、矢野口の近くにあるActivikeさんにお世話になった。 ポジションのチェック、というとどこかレース志向な人向けな印象がある。しかしながら今回は、エタップ完走が目標、ということもあり、ゆっくりでもいいから、楽に長く、特に登りを走れるようなポジションやペダリングについてアドバイスをリクエスト。自転車に乗ってる姿を動画に撮

          エタップに向けたトレーニング フィッティング篇

          エタップドツール2024即完

          公式サイトでは発売して1日も経たずに完売。いやさすが。。。あのコースレイアウトでも問題無し、ということか。 「悩んでる間に売り切れてしまった! やっぱり行きたい!」という方はぜひ公式代理店をご活用ください。こちらはまだチケットあるようです。また、公式サイトのオファーでも宿泊施設とのパッケージはあるようです。(11/5時点) それにしてもニースはホテルが高い。一泊5万円くらいする。来年は移動は楽そうだけど、滞在費がネックになりそう。 来年のエタップドツールのコースは、実際

          エタップドツール2024即完

          2024 エタップ申込み開始まであと1日!

          現地時間31日16時から発売開始。 先着順で、本当に一瞬で売り切れるので公式から申し込もうと考えてる人はDon't miss it!です。 さて、申込みページを見たり、エージェンシーのパッケージを見ていると2023と違う点もいくつか見られた(ざっくりしか見てないので、詳細は各自調べてください) レンタルバイクの案内がない 2023も、レンタルバイクの詳細は追って出てきたが、少なくとも告知はされていた。この時点で案内がない、というのは借りれないのか。 Plays like

          2024 エタップ申込み開始まであと1日!

          2024 エタップ・ド・ツール発表!

          ツールドフランス2024のルート発表とともに、2024のエタップのルートも発表。南仏コート・ダジュールのニースがスタート。からの山4つ。距離は138キロと短いながらの獲得標高4600メートル。ほとんど山じゃん笑 2つ目の山は、20キロの登り! 自分なら2時間上り坂を漕ぎ続けるみたいな感じかー。きっつ。 山頂フィニッシュということで、足切りは山の上り口になると予想。そう考えると、120キロを時間内にクリアできれば、完走は許されそうだ。やはり2つ目の山をマイペースで登り切ること

          2024 エタップ・ド・ツール発表!

          2024 エタップのコース発表まであと1日。

          いよいよ明日が2024年、ツールドフランスのコースプレゼンテーション。オリンピックの関係でイレギュラーなゴールは発表済。イタリアからスタートということで、南フランス中心の21ステージになるのかなぁ、なんて勝手に想像中。 もしそうならエタップのコースも割と厳しめのコースになるのでは、、、なんてことも考えたり。自宅で妻に、明日発表なんだよね、と話したら、来年も行くつもり?!と聞かれ、可能性は残したい!と、コース次第かな、なんて答えたら、へぇ、、、という反応。さすがに2年続けては

          2024 エタップのコース発表まであと1日。

          エタップに向けたトレーニング 実車編

          エタップの完走に向けて取り組んだ事はおもに3つ。 1. ヒルクライムとダウンヒル訓練 2. フィッティング講習からのペダリング改善 3. 筋トレによる基礎能力向上 どの準備も、振り返ってみるとやってて良かった、と感じている。 エタップドツールドフランスは、ツールドフランスでトッププロが走る山岳コースを走るため、とにかくしんどい。斜度も長さ獲得標高もまさに超級。そして、上りあれば下りあり。疲れていてもしっかりコントロールしないと、ノーガードの崖に落ちてしまう。とにかく4,0

          エタップに向けたトレーニング 実車編

          エタップ・デュ・ツールで申し込むべきオプション

          エタップ・デュ・ツールに参加申込みすると、様々なオプションの購入を勧められる。買うも買わないも自由。しかしながら、オフィシャルの写真は買った方がいい。確か30ユーロくらい。コース中随所にカメラマンがいて、ツールドフランスを走るプロの様な自分の姿をクオリティ高く撮ってもらえる。すぐにネットにアップされて、好きな写真をダウンロード。帰国して「どうだった?」と言われた時に見せられて、おお〜となること必至。自転車に乗った自分の姿は、自分では撮れない。プロと違い、どんなに遅くても、写真

          エタップ・デュ・ツールで申し込むべきオプション

          もうすぐ2024年のエタップ・デュ・ツールが発表される

          10月25日、来年のツールドフランスのルートが発表されると共に、エタップ・デュ・ツールのルートも発表。そして申込みが始まる。申込むかを、発表を待ってから考える、では遅い。自分の中で基準を決めておきたい。 例えばコース難易度。 2022年のエタップは、"伝説の"アルプデュエズを含む4700mの獲得標高。かなりきついコースだった故、完走率も低かったそうだ。2023年は4100m。一年前に比べれば、まだ比較的マシに見える。4500を超えるようなら来年にしようかな、なども予め決めて

          もうすぐ2024年のエタップ・デュ・ツールが発表される

          エタップ・デュ・ツールをレンタルバイクで走る

          エタップに参加する、と決まれば考えなければいけないのは、どのような自転車で走るのか、ということ。 プロが走るコースと同じ、ということで決して易しいコースではなく、アップダウンはかなり厳しい。しっかりとした準備をして臨みたい。 自分は今回、日本から自分の自転車を持って行かず、現地でレンタルバイクを借りることにした。そしてそれは期待以上にいい結果になったので、選択肢の一つとして検討することをおススメしたい。 レンタルバイクを勧める理由の最も大きなものは、 ・良い自転車を借り

          エタップ・デュ・ツールをレンタルバイクで走る