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「路上」は〇〇な場所だと思う。〜7/10路上ツアーファイナルに向けて〜

みなさんこんにちは!はたなかみどりです。
4/17-6/30まで、夫と一緒に「全国路上ライブツアー」という路上ライブのみで回る全国ツアーをしてきました。今回は7/10にそのファイナルライブを開催するにあたって、今一度、「路上」という場所への思いを綴ってみました。



早速ですが、みなさんは「路上」という場所を聞いて、どんなイメージを持ちますか?

きっとほとんどの人にとって、
路上っていう場所は
「歩いて通っていく為の場所」
に過ぎないんじゃないかなって思います。

でも、私は「路上」という場所に、
なぜか強烈に惹かれています。昔から。

幼い時の夢は、「武道館に立ちたい」とか
じゃなく、「路上ライブをしたい」だったし、
学生の時は路上生活者が溢れる街で活動したり、
ボランティアに参加する中で、
"路上"という場所の魅力になぜか
とても惹かれていきました。

路上っていうのは、
"誰にでも開かれた居場所"
なんだな、そんな感覚があります。
お金がなくても、最悪そこで生活を営んだり、
お金がないミュージシャン達が表現したり、
ライブに行くのが難しい方が音楽を聞いたり。

あらゆるデモや、選挙演説なども「路上」で
行われています。(選挙が近いですね)
そんな風に、路上という場所には、
人々が集ったり、表現したり、
居場所になったりする役割があって
だからこそ路上で活動する人たち
って優しいんです...!

路上ライブツアーの中でも、
あらゆる政治団体、市民団体、
ミュージシャン、ホームレスの方、
いろんな方とその一つの「路上」
を譲り合って、分かち合ってきました。
それは、みんなの場所だから。

路上ライブというものは今の日本では、
残念ながら許可を出してくれる場所は
殆どありません。(本当に一部だけ)
だから、注意されたら終わりという形で
殆どのミュージシャンがゲリラで歌ってる。
私たちも現に何十回と注意されてきました。
(その度に撤収します)

路上で活動するのは大変で、泥臭く、
「修行」的な側面ももちろんあるのですが、
でも最初に述べたように、
『誰にでも開かれた場所』であるが故の、
たくさんの暖かい出会いと優しさが
交わる場所であったことも事実です。

今回の「路上ツアーファイナル」では、
その暖かい気持ちや、受け取ってきた優しさを、
誰にも止められない安全な場所(ライブハウス)で
皆さんと分かち合いたいな、そんな気持ちがあります。

我々の規模感のミュージシャンだと、
一回のライブでバンド編成にするということは、
何万円、いえ十数万円と費用がかかるので
1年に何度もできるトライではありませんが、
今回は「会場を満席にしたらできるかも」
そんな希望を持ってバンド編成にしました。

どうか、音楽を受け取って下さると嬉しいです。
遠くていけないよっていう方には、配信にて
見守っていただけたら嬉しく思います。

きっと、ライブを見た後には、
みなさんの中で「明日も頑張ってみよう」とか
「100%で生きてみよう」そんな希望や情熱が
灯っていると信じて、残り1週間がんばります!

7/10のチケットはこちらからご購入頂けます!
今回のライブではじめましてって方にも
楽しんでいただけるライブにします。
お昼公演なので夜に予定があるって
方もぜひお越しくださーいっ!

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