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専業主婦の働き方⑥ お掃除編

ー「騙されたと思って、やってみる。」

我が家のお掃除は、妻とロボットたちの共同作業によって行われる。

ロボ1、ルンバさん
ロボ2、食洗機さん

私の相棒だ。
家出されては困る。大事なロボットさんたち。

数年前までは、これらの便利器具は持ち合わせていなかった。
なんなら懐疑的な印象すらあった。

ちゃんと汚れは落ちるのか。
そもそも音がうるさそう、、。
存在感も気になるし、、。

かつて、テレビというものが世に出てきたあの頃の、昭和のお父さんのように、その存在自体が信じられなかった。

ーーー

「ルンバと食洗機は絶対に買いたい。」

家電ショップに向かう車の中で、夫が言った。
結婚生活に向けて、家電やら家具やらを揃え始めたころだった。

「私は、必要と思ったことないかなあ。」

そう言う妻の発言に被せて、夫。

「いや、これは絶対に買っとこう。」

なんでもかんでも私に譲ってくれる夫が、頑なに一歩も引かない。
引かないのだ。

なんだ、様子がおかしいぞ。


夫は続ける。
「仕事がさらに忙しくなるので、このままでは家事が妻に任せっきりになる。それに、掃除は嫌いで、皿洗いに関しては絶対にしたくない。」と言う。

これだけ聞くと、とんだモラハラ男発言。

だが、夫はスーパー優男のはず。

こう続けた。
「ルンバも食洗機も買わないなら、家事はお手伝いさんにお願いしよう。」

貴族か!

そんなこんなで、間をとって(?)
私たちの新居にルンバと食洗機を迎え入れるに至った。

ーーー

彼らを迎え入れて、早2年。
人間騙されるのも悪くないな、なんて思う。

ルンバさんのおかげで、お部屋がきれい!
毎日が生え変わり時期の私の毛が落ちていないのが、なんとも快適。ちょとの段差もスイスイ。お手のもの。現在は、月水金がルンバさんの日♪

食洗機さんのおかげで、お皿がピッカピカ!
CMでよく鳴らしてる、「キュッキュ」って音。あの音がする。
今となっては、人間の手洗いのほうが信じがたくなってしまった。
慣れとは恐ろしいが、まあ良い。

(だが、うるさいし、存在感はハンパない。これらに至っては、もう致し方がない。)


あれ、私、掃除してるのか?

記憶にない。
強いて言えば、気づいた時にやる!を心がけているくらい。
呼吸するレベルで済ませる。以上。


今後も、最新のテクノロジーの恩恵を受けて、我が家のロボさんと共存をしていきたい。

心地よい暮らしは、完璧を目指し過ぎないことからかもしれないな。


追記:
ルンバさんのお顔を載せておこう。

勝手にゴミを集めて吸ってくれます。
ルンバ本体のお掃除とダストボックスあれこれは夫担当なので、ワタシワカラナイヨ。
本体の上に夫の腕時計コレクションが置いてるのはどうして。


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