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〈個展のきろく✍️〉 春個展「鳥語花香」|中内渚さん 古本画家 旅行記作家

桜の満開は数日前までの、東京。
花が残る木には、青々とした緑の存在感が増してきました。
風に乗って舞う花びらも見どころなんだよなあ~としみじみ、、。🌸🌳



本日は、こちらにお邪魔してきました。

春の花々の見納めに、のどかな春を感じに、
いざ、「鳥の鳴く声と花の香り」を愉しむ空間へ。


新しい春のシリーズです。

今回は鳥のオブジェを作られる作家の川上和歌子さんと一緒の2人展。
花鳥風月をイメージし、コロナ禍の明けた初めての春をお祝いする展示です。賑々しく花々や鳥たちで祝したいと思います‥!
春色に身を浸しにいらしてくださいね。

春個展「鳥語花香」A Beautiful Spring Day より引用。




作品をいくつかご紹介させていただきます。

入り口からお花の切り絵アートがお出迎え。


今回の個展のイメージに使われている作品。
春の光が降り注ぎ、ツヤっとした初々しさ。
どこか強く凛とした女性、を思い描きます。



ここで、
古本画家 旅行記作家 中内渚さんのご紹介です。

私は小さい頃南米に育ち、隔年で親に連れられヨーロッパを放浪するなど、
気づけば異文化の風に様々に吹かれてきました。
その異文化の中で心を鷲掴みしてきた数々のカルチャーショックや人との触れ合い、温かさ、喜び、想像もしなかった美しいものたちとの出会いと憧れ‥このたくさんの溢れる感情が行き場を求めて行った先に、
自然といつも、スケッチブックがありました。
(中略)

Nagisa NakauchiさんHP ABOUTより一部引用


”幼い頃から旅先で得た感動をいろんな方と分かち合いたいという感情が強烈にしっかりとあった”
と続いて書かれています。

どなたかに言われたわけでもない。自身の中に宿る熱意、使命感のようなものに、突き動かされる。この感情ほど、尊いものはないのでは、と思います。

感動が、作品になる。その勢いが、情熱がじわじわと伝わってくるのです。


さらに、中内さんの特徴といえば、
フランスやスペイン等の蚤の市で買い集められた、古書をキャンパスにされていること。

これがまた、おもしろくて、楽しい。

旅の雰囲気、温度、色を、惜しみなく分け与えてくださっているように感じるのです。

昨年秋の個展作品より
(パークホテル東京34Fギャラリーにて)



では、春個展をもう少し。


みんな大好きモネを連想する睡蓮。
古書の渋みが程よくノスタルジックな印象に。


古書に描いたお花が3Dに。
置いて観葉植物のように、
壁に貼り付けてドライフラワーのように。
新しいお花の楽しみ方。


今回は川上和歌子さんとの二人展。
鳥は川上さんの作品です。
絵と鳥がシンクロして、躍動感がうまれる。



本日は、画家・作家の中内さんが在廊しておられ、お目にかかることができました。

私、3年ほど前に京都で個展をされたときからの、ファンであります。まさか、お話できるなんて夢にも思っていなかったのです、、、!お話好きな方で、たっぷり作品の想いや旅のエピソードをお聞かせいただき、もうありがたい限りでございます。ついつい長居をしてしまいました、、。

作品から、どんな方なのかな、となんとなくイメージをして、その印象に近い方だと、なんだか嬉しくなりますよね。「あ!作品のお方だ!」と点と点が繋がるような。


3年前の個展訪問記録。
嬉しかったノートに綴りました。
あまりにも素敵すぎたので、個展のコンセプト?ストーリーかを書き写したように記憶しています。


個人的な想い入れがついつい><

旅、異文化、外国語、お花や自然がお好きなお方は、きっとお好みなのでは?と思います。

近くに出向かれた際は、ぜひお立ち寄りくださいませ^^🌸


新宿御苑の桜を描かれたそうです^^
古書はモーリス・ユトリロ✨(大好き)


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*詳細*

◾️春個展 「鳥語花香」A Beautiful Spring Day
日時:2024年4月5日(金)- 26日(金) 13:00 – 17:00
休廊日:日曜、月曜
場所:Aura Gallery
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-44 ラポール南青山54, 107号室
※表参道駅B3出口から徒歩3分⁠

🌸インスタグラムから中内さんの作品をご覧いただけます♪
https://www.instagram.com/nagisanakauchi/


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