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福島原発5号機の取水口の海底土の汚染について 

●ALPS 処理水海洋放出の状況について
*ALPS処理水海洋放出の状況についてhttps://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/osensuitaisakuteam/2024/03/03/3-1-2.pdf
P16(東電のページだとP15) 1-5.5/6号機取水路開渠内の海底土モニタリング結果(2)の表をみると、D  5号機取水口 の海底土の数値が2022年3月の3,301から2023年5月には26,400まで上昇している。(*単位はBq/kg)

(質問) この上昇は何が原因か。その後堆砂撤去により数値が下がってきたとのことだが、堆砂を撤去するの は何度目か。これまで堆砂撤去した日付と撤去した量を教えてほしい。撤去した砂はどこにどう保管ある いは処分されているのか。(まさか汚染の少ない砂と混ぜてどこかにばらまいてないですよね)

(東電回答) 上昇の原因として、海底土のサンプリングは小型船の上から行っており、毎回同じ場所の海底土をサン プリングすることはできないため、サンプリングポイント周辺でも比較的放射性物質濃度の高い海底土を 採取したものと思われます。また、5/6 号機取水路開渠内での堆砂撤去の実績としては、東日本大震災以 降初めての実施となり、2022.11~2023.12 の期間に約 30,000m 3の撤去を実施しました。なお、撤去した砂 は、土砂受入基準(表面線量率γ:0.01mSv/h 未満、β:検出なし)を確認した上で、福島第一原子力発電所構内の土砂仮置場に保管しております。

*東電と共に脱原発をめざす会の質問への東電からの文書回答です。これをもとに4月23日に直接面会でやりとりをします。

質問では一番高いのが23年5月の26,400としていましたが、一番高いのは2023年1月の14万4千でした。(すみません!)2022年11月から撤去を始めたとありますが、むしろ撤去工事を始めたせいで桁違いに汚染が高くなったということになりませんか。
「毎回同じ場所の海底土をサン プリングすることはできないため、サンプリングポイント周辺でも比較的放射性物質濃度の高い海底土を 採取したものと思われます」という東電の回答を読んで、ますます不安になりました。桁違いに高いホットスポットが海底に存在していることを東電が認めたということですよね。

4月23日、東電から何かまともな回答があれば、またnoteにて報告します。

*海底土問題:詳細は以下のまさのあつこさんのnote をぜひ!


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