見出し画像

減量は手段であって目的ではない

「来月から1日の食事を昼だけにして、朝と夜は食べないことにする」

先日受けた自分の健康診断の結果を見て、夫がそう宣言した。
体重が昨年から5kg増え、空腹時血糖の数値が正常とされる上限スレスレまできたためだ。

わたしの頭にまず浮かんだ言葉は、
(はぁーーーーあ? なに言ってんの!?)
(そんなんで健康的に痩せられると思ってるわけ?)
だったけど、それをグッと飲み込み、可能な限りオトナの言語に変換して
「えーっ?いきなり1日1食にするよりも、まずは夕食の酒のつまみと食後の間食をやめてみたら?」
と言ってみた。

「中途半端だと余計に空腹がストレスになる」
「いつも言ってるけどオレは0か100か、どちらかしか出来ないから」

(いやいや、そのような事を自慢げに言われましても)

「食事を会社の食堂で食べる昼だけにすれば、家ではオレのご飯を作らなくていいから○○(私のこと)もラクじゃん」

(ほう、料理の手間が減るって訳か・・・それは願ったり叶ったりけど)
(ってか、自分を正当化するのにわたしのためにもなる、って言うのズルくないですか)

夫には以前ダイエットと運動で減量に成功した経験がある。
だが今は仕事、勉強、趣味に時間を取られて、運動する機会がほとんど持てない。
だからと言って、運動しない分食べなければいい、という発想はあまりにも短絡的過ぎやしないか。


こんな時、わたしはどうすればいいのだ。

日頃から仕事をする上で論理的思考が、とか言ってるクセに、自分の体に関しては思考の対象外なのかと問い詰めたくなった。
1日1食によるデメリットを検索しまくって伝えたうえで、それに代わる減量方法を提案するべきなんじゃないかとも考えたけど、やめた。

これは夫の問題であって、わたしが自分の時間を多く費やす問題ではない。
彼は自分の行動に責任を持てるいい大人なのだから、余計なアドバイスは不要なのだ。

その代わり、わたしの考えは伝えようと思う。

何のために体重を落とすのか。
減量してどうなりたいのか。
わたしはあなたにこの先の人生を健康で過ごしてほしいと思っている。
やりたい事を続けるためにも自分の体のことを大切に考えてほしい。

あとは夫から意見を求められたら、思ったことを伝えることにしよう。

お読みいただきありがとうございました!「スキ」ボタンがとっても励みになります♡