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桃太郎電鉄のお陰で日本地理をより詳しく学んだ件について

物心ついた時から鉄道ヲタクの私は、小学生時代にスーパーカーが流行っても、ガンプラが流行っても、一顧だにしませんでした。

スーパーカーが流行れば、私は新幹線や特急列車の写真、ガンプラが流行れば私は鉄道模型Nゲージと、父親に似て物事を素直に見ない性格の私は、いつでも反主流派、富山生まれだけに越中詩郎精神の如く「やってやるって!」「今に見てろって!」を合言葉に、今まで生きてまいりました。

でもそんな反主流派の鉄ヲタの私も楽しめる画期的なゲームが、昭和から平成に変わる頃に発売されました。

「桃太郎電鉄」です!

全国の鉄道路線をサイコロを振って進む、スゴロクのようなスタイル。
鉄道好きな私には、孤独な大学時代を過ごすためには欠かせないアイテムでした♪

ただ最初のファミコン版は、後にシリーズ化された桃鉄とは違い、今考えればテスト版のような感じでした。
それでも孤独な私(しつこい)は、大学の授業が朝イチにないときなどは、夜中…というか、朝方まで桃鉄ばかりやり続けていました(^_^;)

ファミコン版は共通の目的駅へ向かうわけではなく、各々の目的地が異なり、移動距離が短ければゴール賞金が少なかったり、フェリーという反則技があったり、キングボンビーがいない代わりにスリの銀次がいた程度だったり、ちょっと長閑でした。
ですが夜通しコンピュータと対決しているとカルシウムが不足してくるのか、コンピュータの卑怯なやり口に、「これがお前のやり方かっ!」と私に長州力が降臨して激怒し、ファミコンのカセットを強引に抜き取って投げつけたり(怖っ)していました(;´∀`)←良い子はマネしないように💦

その内スーパー桃太郎電鉄なる進化版ができ、桃鉄の概念も一新され、最初のテスト版みたいな桃太郎電鉄は無かったかの如く、以降は毎年スーパー桃太郎電鉄を踏襲した新作が発売されていきました。

新作が出る度に、ゲームの内容も改良されまして、ファミコンではなくスーファミに舞台を移し、イベントも派手になったり、路線や駅がより本物に近いものになっていき、元々鉄道好きなおかげで日本地理に自信があった私に、更に各地の名物、名産、有名駅弁等の知識を増やしてくれるようになりました(^▽^)

桃鉄のおかげで覚えた全国各地の名物は沢山ありますよ!
岡山「ままかり寿司」とか、新宮「めはり寿司」とか、高知「さわち料理」とか(←食べ物ばっかり 笑)

逆に、富山「バット工場」があった時もあるのですが、何故かご存知ですか?
富山県南西部の南砺市(旧福光町)に、木製バット生産数日本一の工場があるんです。プロ選手も密かに制作を依頼しているほどですので、富山なんか見るところがねーよという方もそう言わずに(苦笑)、世の中が落ち着いたら是非、M井秀樹やIチローが自分専用のバットを発注する程の実力があるバット工場見学に、お越しくださいませm(_ _)m

さてスーパーファミコンを舞台に新作が発表されてきた桃鉄シリーズも、舞台をプレステへと移したことで、またその時期がそろそろお前も大人になれよという時期だったので、徹夜で桃鉄をやるようなことからは卒業しました。

勿論、桃鉄以外にも、シムシティですとか、スーパーマリオブラザーズといったメジャーなゲームをスーファミではこなしていましたので、もはや反主流派越中詩郎精神などは崩壊し、王道を行く武藤敬司チャンピオン路線へと、いつしか私の立ち位置も変化していたのでした(←プロレス知らない方はなんのこっちゃですよね、スイマセンm(_ _;)m)

最近ではクイズ番組で日本各地の名産、都道府県名、政令指定都市名、駅名とかが問題になると、元から鉄道好きのおかげで蓄えていた知識と、桃鉄で更に覚えた全国各地の名産品の知識等で、娘と対決してもほぼ100%の勝率を得ております。

娘相手にいい気になるな?

はい、ごもっともで…(;^ω^)


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