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旅と、ワインと、ときどき恋と…

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最近カメラを買ったので、四季の草花や星々と日本各地の風景を撮影して、見たこと、聞いたこと、感じたことも一緒にまとめて書いてみようと思います。 そのうち世界も撮影して書けるようにな… もっと読む
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五色の湖沼ブルーが美しい、奇跡のパワースポットを探検してきた✨

五色の湖沼ブルーが美しい、奇跡のパワースポットを探検してきた✨

10月30日、萌えるような赤い山々に誘われて、裏磐梯の五色沼湖沼群(福島県北塩原村)を巡る『五色沼自然探勝路』を歩いてきました。

五色沼は今がちょうど紅葉の見頃で、この日はとてもお天気が良く、風もないポカポカ暖かな秋の1日。そのおかげで奇跡のような風景に出会えました。

五色沼とは地元では『五色沼』と呼ばれるいくつもの湖沼が点在するこの一帯、正式には五色沼湖沼群という名称です。

1888年(明

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雲海と人間界と生きづらさ

雲海と人間界と生きづらさ

山で一夜を過ごした翌朝、息を飲むような美しい雲海に出会いました。

雲の上はこんなにも美しいんだけど、人間界はこの雲海の下。

この雲の下の街は曇っているのかな?

人間界もホントよく曇るけどね(苦笑)

と、そんな事を思っていたら、ふと

「いや、本来は、命あることだけで美しいんだよね…」

なんて思いがわいてきました。

そんな風に感じたことって、無かったかもしれない。

でも、最近たまに山で

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風鈴涼やかな夏詣〜国魂神社(福島県いわき市勿来町)〜

風鈴涼やかな夏詣〜国魂神社(福島県いわき市勿来町)〜

神社に風鈴の音が響くと、神様の気配を感じます。

昨日は帰り道、国魂神社(福島県いわき市勿来町)に夏詣。

国魂神社の歴史は古く、大同元年(八〇六)出雲大社より勧請奉斎されたそう。

なので御祭神は大国主命。
その他に、須勢理毘売命、少彦名命が祀られています。

参道にはたくさんの風鈴が飾られていました。

風鈴が風に揺れ、チリンチリンと響くと
「この音は、大国主様のお通りかな?」
「いや、軽やか

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黄色い楽園〜ニッコウキスゲと雄国山〜

黄色い楽園〜ニッコウキスゲと雄国山〜

福島県の裏磐梯には、毎年6月〜7月上旬になると一面に黄色い花が咲き乱れる湿原があります。

「雄国沼(おぐにぬま)」というカルデラ湖を囲む「雄国沼湿原」です。

毎年初夏になると「ニッコウキスゲ」と呼ばれる花が湿原一面を黄金に彩るのです。

ニッコウキスゲとはニッコウキスゲとは通称のようなもので、和名はゼンテイカ(禅庭花)という多年草なのだそうです。

ゼンテイカは本州に見られる高山植物で、有名な

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波立薬師の紫陽花

波立薬師の紫陽花

先日、波立薬師(福島県いわき市)の紫陽花が見頃だという事で、カメラを持ってお散歩に行ってきました。

波立寺は創建806年という天台宗の古刹。
波立は「はったち」と読みまして、その名の通り海に向かって立っており、向かいの海の「弁天島」に赤い鳥居がある事でも有名です。

ですが、紫陽花の花もまた見事で、見物の方がたくさん来ます。

参道の両側には色とりどりの紫陽花が咲いており、境内では山の上の方まで

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初めての登山「魔女の瞳」と「一切経山」〜空海がお経を埋めた伝説の霊山へ〜

初めての登山「魔女の瞳」と「一切経山」〜空海がお経を埋めた伝説の霊山へ〜

「一切経山(いっさいきょうさん、1949m)は、福島市と猪苗代町の境にあり、磐梯朝日国立公園の一角に位置する山です。
現在も活動を続けている活火山ですが、登山する人も多く、中級レベルくらいの山なのだそう。

わたしは先日この山に登りましたが、登山初体験のわたしでも無事に登りきることができました!

…と言っても、上りの岩場にゼーゼー、ハーハー(笑)
ですが、山頂まで登り切った者だけが見ることができ

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清めの香りと、もう戻らない懐かしい時 〜 京都 鞍馬寺の塗香

清めの香りと、もう戻らない懐かしい時 〜 京都 鞍馬寺の塗香

先日、京都 鞍馬寺を初めて訪れました。
お参りを済ませ、御朱印を頂き、お守りが並んでいる場所へ向かうと、ほんのりと和な感じのする良い香りが漂ってきました。

その香りはどこかとても懐かしく、例えば、子供の頃にお寺の観音様の前とか、家の仏間を開けた時などに嗅いだことがあるような、そんな香りでした。

鼻をたよりにその香りの正体を探してみると、お守りやお札に並んで、『塗香』と書いてある茶色の袋が置かれ

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