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旅行業はある意味クリエイティブな仕事っていう話

30代なかばに言い渡されるジョブローテーション

法人営業にジョブローテとなりました。
正直な話、そろそろ「内勤の人」でいることが
辛くなってきていたところなので
気分転換もかねてちょうど良いタイミングでした。

わりと根っからの商売人気質なもので
「ものを売る」という事に抵抗はありません。
なので今回のジョブローテも素直に受け入れました。
けっこう高飛車な性格の持ち主なので
「いや~、良かったですね!私に旅行の面倒見てもらえるって幸せじゃないですか!!」
と調子のいいことを思ったくらいにして。

今回のジョブローテを受け入れた理由はこれの一択。
「自分の好きな旅程しか売らなくていいの最高じゃん!」

弊社の営業職は「企画・営業・添乗」の3本柱です。
もちろんお客さんの希望を聞いたうえで
旅程を作成、提案する流れにはなります。
ただ、だいたいのお客さんは「方面」の希望はあれど
「中身」の希望はほとんど無いことが多いです。
研修旅行などは別として、報奨旅行や慰労旅行などは
営業マンが自由に内容を考え
旅程を作成→微調整するといったケースがほとんどです。

以前、この記事でも書いているのですが
旅行会社は「ハード」を持っていないので
複数の業界を組み合わせて1つの旅行を作ります。
いわば旅のクリエイティブプロデューサーなわけです。

旅行の行程に「正解」はありません。
手数料商売なので儲けどころはあれど
いつ、どこで、何を楽しんでもらうかは
営業マンのセンスがものを言います。

この場合の「センス」にはいろいろな意味があります。
・お客さんのニーズをとらえるための共感する力
・より満足度の高い商品を買ってもらうための交渉力
・旅行の内容を充実させるための知識・技量
・1つのまとまりを統率する力(けっこう重要)
・臨機応変に起きたことに対応する力
この辺りが弊社では大まかに必要とされます。

カウンターセールスと似ているけれども
自由度が増す分きっと私もどこかで躓きそう・・・(笑)
自由な発想をうまくまとめて
楽しく旅行を売り歩ければ最高なんだけど。

久しぶりに勉強しないとダメかもな~~。
来年の自分の旅行計画も組んでしまっているから
いったんバラさないとダメかも。ぐぬぬ。

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