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私のトーチング体験 -悩み相談から分かること-

今回、はじめて神保さんのトーチングを受けさせていただく機会を幸運ながらいただけました。具体的な内容は避けていますがその感想とトーチングとはなんだろう?と自分で考えてみた考察を書いてみたいと思います。

トーチングとは?

トーチングはティーチングでもなくコーチングでもない、心に火を灯すサービスです。気になる方は下記記事をご覧ください。(一言では言い表せない)

私とトーチングとの出会い

私がトーチングとトーチリレーさんを知ったのはWWDさんの記事でした。神保さんはユニクロにいらっしゃった当時の店舗に向けたマネージャーのサポートとして店舗にも訪問し、面談を行っていた結果、かなりの成果をあげたとの記事でした。

この記事を読んで、私は仕事でお世話になったある方を思い出しました。

私は介護、医療事業者向けにモノを通して、販売店様や施設様へのサポートをする仕事をしています。
その中で在宅、施設を多数運営されている会社様のマネージャーの方とのお仕事でした。

施設、在宅の事業所への勉強会で20カ所以上の多数同行させていただいたのですが、その時のことと神保さんのユニクロの店舗での関わりが重なりました。
やり方は違いますが、共通点は双方とも現場でのやりとりが多く、信頼を集めていたところです。
その方は対外内問わず、トラブルシューティングをかなりされていたのが印象的でした。ゴリゴリの現場主義で叩き上げであるということ、複数店舗や拠点がある中、マネジメントにおいてそこまでする人になかなかお会いする機会がなかったのもあるかもしれません。

神保さんの記事を読んで勝手に失礼ながら、この方はホンモノだ!と思い、早速神保さんが相談にのっている内容を知ることができるトーチング日記&同好会に登録をしました。

相談が書けないという悩み

神保さんが提供しているトーチングはびっくり無料のサービスです。
トーチリレーさんのホームページにフォームがあり誰でも応募できます。

私もホームページをはじめて拝見した時に思ったことは『相談してみたい!』だったのですが、書こうとするとなぜか書けなかったのです。

まず、自分ともっと向き合わなければと同時にトーチング日記を読んで勉強しようと思いました。そして、あわよくば自分もトーチングできる人になりたいなと今思えば恐ろしいことを考えたなと思います。(そんなに簡単なことではないと今では思ってます;)

トーチングを受けてみて感じたこと

そんなこんなで、私が実際トーチングに応募したのは、2021年の9月。
一ヶ月後に相談を受けていただける旨のご連絡をいただき、実際にトーチングを受けたのは2022の4月でした。(なんと7ヶ月待ち!)

トーチングを受ける直前には神保さんの著書である『悩みは欲しがれ』の出版されたこともあり、本を読んでからトーチングを受けることにしました。


本を読んで思ったことは、トーチングとは人の『認知』にアプローチする手法なのではないかとのことでした。だから、自分では分からないことも認知できるようになるんじゃないかということ。
『認知』はよく言うバイアスもそうですが、人間はまっすぐ見ているようで見ることができない面がある、『認知のメガネ』をかけているんじゃないかということを感じました。

認知のメガネは外すことができないメガネ

『認知のメガネ』はどんなフレームでどんな色なのか、自分でかけているとみるとができない。それをトーチングを受けることで、どんなメガネをしているのか自分で認知することができるようになる。そしてそこから、心に火を灯し続けることができるのではないかと思いました。

では、私はどうだろう?そう考えたとき、『自分の認知のメガネまがってるんじゃない?』とうっすら思いつつ、トーチング当日を迎えました。

私の認知のメガネ

そして、受けてみての感想は私の『認知のメガネ』やっぱゆがんでたな。。。でした。(うっすら自分でも気づいていたんですが)

そして実際トーチングを受けてみて、仮説として考えていた、自分がどのような認知のメガネをかけているのか?ということを知ることが『心に火が灯る』につながるということも実感として感じることができました。そして、ユングの心理学でいう自分のシャドウと向き合う勇気をもらいました。

あと、実際お会いした神保さんは思った以上に柔らかい印象でした。これは、実際お会いしないと分からなかったことです。

ちなみに、私が思う『認知のメガネ』のデフォルトはこんな感じです。様々なレンズやフレームのものを同時にかけている感じが通常なのではないかと思ってます。

人はいろいろなメガネをかけている

トーチングとは何か

トーチングを受けて心に火が灯った後も、うっすらこのトーチングってなんだろう?ということを考えていました。

そんなぼんやりしたトーチングについての考えがトーチング日記のDiary28『取り繕って生きているような気がして、「自分らしさ」がわからなくなった時に読む日記』で、深まったので図解してみました。この時のお話のテーマは『悩みの所在地はなぜ一人で向き合うことが難しいのか』でした。

その中で、説明されていることが『現在地』『目的地』『悩みの所在地』という3つのポイントです。

①今置かれている現在地をみる
現在地はいわゆる一般的にファクトと呼ばれるもので、何があったのかなど現実にあることやあったことを示すものです。
(しかも本人にとっては見たくないものだったりというのが悩ましいところだったりする)

②目的地と手段
目的地はやりたいこと行きたいところ。手段はそこに行くまでの方法です。
ちなみに現在地をみることができないと目的地には行けず空想になるそうです。(これは本当に耳が痛い、、、。誰でも経験があることではないでしょうか)

③悩みの所在地
現在地から掘り下げていく(トーチング的には悩みはがしと言っている部分)と悩みの所在地に行き着きます。
悩みの所在地には認知のバイアス(認知のメガネ)があり、向き合おうと思っても向き合えないので第三者の必要性があることが言及されています。

※「悩みはがし」については『悩みは欲しがれ』のP123に説明されています。よろしければそちらをご覧ください。

私もなんとなく自分の見方が歪んでいる部分があるのではないか?(認知のメガネゆがんでるかも?!)でもどこだか分からない、、、というところはやはり聞いてもらわないと分からない部分だったんだと気づきました。

そして、悩みの所在地は自分を納得させるWhy(なぜやるのか)が繋がっていて『やる気スイッチになっている』。私はその『やる気スイッチ』が押されている状態はトーチングでの心に火が灯っているということなのではないかと思っています。

今後もトーチングについて勉強しながら自分の山を登っていきたいです。トーチングはすぐ使うことのできるテクニック的なところもありますが、悩みを通して人間の本質に迫る部分が重要だと思います。

先日トーチング日記とラジオを購読されている方と一般的な相談と何が違うのかなというというお話をしていた時に、やはり悩みの所在地への深掘りなのではないかなというお話になりました。(他にもいろいろあると思いますが、私が言語化できたのが今のところはここまででした)

神保さんのトーチングは時には見て見ぬふりをしたくなったり、逃げたくなったりそんなところを見ていくそんなこともしていきます。(トラウマフィードバックは実際、結構辛かったです)
そんな中でも、トーチングを受けてからトーチング日記やラジオの内容もより自分の中に入りやすくなったかも!ということも感じました。
なので、トーチングが気になる方は応募されることをおすすめします。

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