okuyama nami

ケアのプロを支援する仕事をしています。 医療と介護の間にて

okuyama nami

ケアのプロを支援する仕事をしています。 医療と介護の間にて

マガジン

最近の記事

運動不足の私が東京の街を50km歩いてみたら、想像以上につらくて面白かった話

昨年末に山登りをしてみたところ、ここ2年、あまり運動できていなかったこともあり、山という自然の中で、体力のなさは時に命取りにさえなると感じ、まずは平地での運動から始めることにしました。 東京エクストリームウォーク50kmにエントリーしてみた登山での体力のなさに打ちひしがれる中、ランニングはいつかしてみたいけどなかなかできない運動だった私にとって、チャットコミュニティのラン部に入ったことがきっかけになりました。 運動は全く行なっていなく、学生時代も文化部で現在は通勤で10分

    • 皮膚・排泄ケア認定看護師 -在宅ケアで知りたい 褥瘡・ストーマケアの知識-

      このように、皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を持っている方は病院勤務が多いということがグラフの通り分かります。しかし、褥瘡やストーマケアにおいては、病院以外でも困っている方がたくさんいらっしゃるのが現状です。 専門分野をより多く人に伝える専門分野をもった看護師の方がいることを初めて知ったという方もいらっしゃると思います。そして、相談したくてもどこにいるかも分からないという感想を持った方も多いでしょう。 実は、こういった専門知識をより広くの方に伝える活動をされている方もいらっ

      • 私のトーチング体験 -悩み相談から分かること-

        トーチングとは?トーチングはティーチングでもなくコーチングでもない、心に火を灯すサービスです。気になる方は下記記事をご覧ください。(一言では言い表せない) 私とトーチングとの出会い私がトーチングとトーチリレーさんを知ったのはWWDさんの記事でした。神保さんはユニクロにいらっしゃった当時の店舗に向けたマネージャーのサポートとして店舗にも訪問し、面談を行っていた結果、かなりの成果をあげたとの記事でした。 この記事を読んで、私は仕事でお世話になったある方を思い出しました。 私

        • 隊長の登山録とレジリエンス

          取締役隊長 神保さんの登山録隊長の登山録とは? 神保さんの人生を登山に例えた壮大な物語です。登山録の中では、どんな風にピンチを乗り越えてきたのか、お話を聞かせていただきました。 神保さんの経歴 経歴を見たらわかる通り、びっくりするくらいかなりキラキラした経歴をお持ちです。 今回はその中の神保さんの社会人なりたての新人時代のお話をまとめました。 どんな新人時代だったか。それは、キラキラな経歴からは想像できないようなお話でした。 新人時代の大きな挫折大学時代は、サークル

        運動不足の私が東京の街を50km歩いてみたら、想像以上につらくて面白かった話

        マガジン

        • ケアの現場を考える
          0本

        記事

          心の中の象をとらえる

          人の心に中には「ゾウ」がいるらしい。 ゾウは巨大な存在で気まぐれ、力も強く暴れ出すと手に負えない でも優しい面もあってなんだか憎めない この「ゾウ」は行動経済学で言われている、ナッジ理論の一つで、感情のことを指しています。感情を動物に例える方法は、少しユニークで面白いなと思いました。 人の心は自分ではどうにもならない、と思っていても、人に何かを促す必要があるまたは支援を行なっていく必要がある人もいると思います。 「人を動かす」にはどうしたらいいのでしょうか? アニメ

          心の中の象をとらえる

          共感疲労って知ってますかー医療介護専門職の方へー

          最近、私が知った言葉に「共感疲労」という言葉があります。 文字通り共感→疲労という流れが存在するということです。 私はその言葉を『コンパッション』という本の中で知りました。 「コンパッション」とは何か「コンパッション」は最近よく耳にすることが多くなった「マインドフルネス」と一緒にセットで語られる言葉で、簡単に言うと「慈悲」や「思いやり」といった意味です。 ケアをする専門職の方の多くは、「共感」や「思いやり」の心を持った人は多く存在すると思います。 ただ、その2つには大

          共感疲労って知ってますかー医療介護専門職の方へー

          人生会議ってなに?ー医療介護専門職に向けてー

          「人生会議」という言葉をご存知でしょうか。 この言葉は、2018年に厚生労働省がアドバンスケアプランニング(ACP)の一般名称を公募し、応募総数1073件の中から選ばれました。 アドバンスケアプランニング(ACP)とは、日本老年医学会の定義では下記になります。 「ACPは将来の医療・ケアについて、本人を人として尊重した意思決定を実現を支援するプロセスである」 日本老年医学会「ACP推進に関する提言」(2019年) また、2021年介護保険の改正では、アドバンスケアプラ

          人生会議ってなに?ー医療介護専門職に向けてー