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「ホッピーはいいね……ホッピーは心を潤してくれる。東京人の生み出した文化の極みだよ。そう感じないか、みひまに。君」(cv:石田彰)

突然の渚カ*ル君(爆)。
なんて冗談はさておき、心の底からそう思う。
東京に来て十数年。
関西人なので関西愛はもちろんあるけれど、「東京」という街は決して嫌いでは無い。
ていうか「好き」。

「文化」とか「食」とか、色々強みはあるんだけど(あと意外と「緑」もそう。大阪より東京の方が緑は多い)、個人的には「ホッピー」を一番に挙げたい。
飲んだくれだからね!

ホッピーの知名度も昔に比べたら上がったけど、実はまだまだ「ローカルな/関東圏の」飲み物なのよね……。
お酒飲まない人のためにも、一応説明をば。
そもそも「ホッピー」はアルコール飲料じゃあない。

そもそもホッピーって一体、何ですか?
ホッピーは簡単に言ってしまえば、麦芽とホップで作られた炭酸清涼飲料水。
ビアテイストの焼酎割り飲料。アルコール飲料ではありません。製造工程はビールと全く同じですが完成したときにはアルコール度数が0.8%となっているのです。1948年東京赤坂生まれ、それ以来愛され続ける超ロングセラー商品なのです。

ホッピービバレッジ

焼酎をこれで割る。
居酒屋とか焼き鳥屋さんとか焼きとん屋さんではそれを便宜的に「ホッピー」とか「ホッピーセット」と言う。
私、これが大好き!
東京に来る前から知ってはいたけど、初めて飲んだときホント幸せな気持ちになれた!
大げさではなく。

推せるポイント。
一番は割り方が自由=つまり濃さを自分で調節できるので、お酒強い人にも弱い人にもオススメなこと。
ちなみに私はだいたい「外」(ホッピーそのもの)1本、に対して中(焼酎)3、4回お代わり、がスタンダード。
いかに「外」少なめで「中」をたくさんお代わりするか、にかけてるとこある(爆)。

お店によって「中」の提供スタイルが様々なのも楽しい。
バケツから汲めるとことか、薬缶で注いでくれるとことか。
東京だと亀甲宮焼酎、通称「キンミヤ」が多いかな~。
「シャリキン」(シャリシャリに凍らせたキンミヤ焼酎)で出されると幸せ倍増!www

「東京の」って書いた通り、本当に大阪(というか関西)では飲めない。
正確には「飲めなかった」かな。
最近は飲めるお店も増えてきているみたいなので。

なので、私にとってはまさに「東京への憧れの象徴」だった。
それがかなっている、割とどこでも飲める(日高屋にもあるからね……って日高屋も関西にはねぇんだよなぁ)この今の日常、もう手放せない。

不思議なのは、家では飲もうと思わないこと。
家庭用のも売ってるから、家でも全然飲めるんだけど。
私にとって「ホッピー」は「お店で飲みたい」お酒なのである。
というか「お店で飲んでる幸せを味わえる」酒、と言った方が正確か。

ちなみに黒の方が好き。
「黒ないんですよ~」と言われるとちょっと残念な気持ちで「あ、じゃあ白でいいです(汗)」ってなる。
いや白でも「ホッピー感」は堪能できるんだけどね!(「感」ってなんやねん)

お店出る前に、少しだけ残しておいた「外」を水代わりに飲んで軽く酔い醒ましするのが私なりのスタイル。
……実は0.8%アルコール入ってるので、厳密には水代わりにはならんのやけど(苦笑)。

ああ、こんなん書いてたら今すぐにでも飲みたくなってきた。
最近飲んでないからなぁ……。

人間は寂しさを永遠になくすことは出来ない
人は一人だからね
ただ、
忘れることが出来るからホッピーがあるから
人は生きていけるのさ

最後もカヲ*君の名言で締めました←

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