エヴァンゲリオン、それは青春であり人生。


エヴァ劇場版最新作公開を明日に控え、
そわそわして生きた心地がしないので文字に起こしてみました。

この気持ちは何だろう

この落ち着かない気持ちには
身に覚えがあって、
なんだったっけ?と考えてみると、
学生時代に卒業式を控えたあの日の感情と
完全一致でした。

終わりが近づいている感覚。
別れを受け入れなくてはならない感覚。

たかがアニメにそこまで?
「気持ち悪い」って
思う人がいて当然なのですが、
でも忖度抜きに私にとってのエヴァは青春で、
その青春が終わるに等しいんです。

シンクロ率400%

TVアニメ版のリアルタイム世代ではなく、
新劇場版が始まったタイミングで
エヴァに入ったのですが、
その頃は母が三度目の結婚をした時期と
重なっていて、
シンジくんやアスカのように
親を求めながらも親を恨み、
自立できない自分に苦しんでいました。

だから、パイロットたちの
一挙一動がどれも自分に重なって
共感して、そこからエヴァにのめり込みました。
特にアスカの
「結果さえ出せば親が振り向いてくれる」という
盲信や不安定さ、
TV版の父性に対する憧れは本当に自分のようで、
自己投影の対象でした。
なんかもう、
エヴァって人生なのですよ。

3月8日は自分を認める日になるかもしれない

それだけ自分にとって存在の大きな作品なので
今はまだ終わりを受け入れる準備が整わなくて、
さよならなんて悲しいこと言うなよと、
また延期してくれとすら思ってます(笑)

ただ、今は自分も社会人になって
子を持つ立場になって
ミサトさんやゲンドウ側なので、
むしろ見守る気持ちで見届けられるような気もしています。

と言うか、
見届けの立場で観賞できたら
自分の成長を認められるような気がします。

さぁ、どうなる、エヴァンゲリオン。


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