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Creality Ender3 V3 SEでちょっとトラブル

先月から、我が家の3Dプリンタ Creality Ender3 V3 SEを使ってスピーカーを出力し続けていましたが、印刷に度々失敗しておりました。

その理由がフィラメントの詰まり。
というよりも、「フィラメントが尽きて、次のフィラメントに継ぐときに途中でフィラメントがダマになって詰まってしまう」というもの。

エクストルーダーを取り外したところ

この写真で、中央の銀色のパーツが加熱ユニットなんですが、ここに挿さっている耐熱テフロンチューブが詰まりの原因でした。
このチューブ内や、中部の端の辺りでフィラメントがダマ状になり詰まってしまう、というトラブルが数回起きてました。

3Dプリンタ購入依頼、このテフロンチューブは交換してなかったんですが、写真にあるように加熱ユニットのすぐ上辺りが変形してしまい、頻繁に詰まりが生じるようになってました。
なので、今回Amazonでテフロンチューブを購入して交換することに。

何度か試行錯誤しましたが、結果として46~47mmくらいの長さにカットして、エクストルーダーを上から少し押さえつけるくらい力を入れてセットするくらいにすると、詰まるトラブルはかなり減りました。

今回、初めてこのプリンタのヘッド部分を分解してみましたが、割とメンテナンスはし易いのかなと感じます。
ファン付きカバーがネジ3本、エクストルーダーはネジ4本外せば分解できますし、加熱ユニット自体も取り外しできそうです。
また、ノズル自体もアクセスし易いので、交換もそれほど難しくありませんでした。

配線の参考図。

Z軸のセンサーやエクストルーダーへの配線は、メイン基板に直接接続するような感じになってます。
また、加熱ユニットの冷却ファンの接続(写真の基盤の一番下)に、カバーに着いているファンの接続コネクタ(写真の基盤の下から二番目)が、ちょっと接続が硬いかなと思えるくらいです。

Z軸センサーを外した図。

Z軸センサーを外すと、加熱ユニット側から出ている線にアクセスできます。
「HEAT」という端子に接続されてるのが加熱用の線、そして白い線が温度センサーの線かと思います。

Crealityのサイトから、加熱ユニットやエクストルーダーなど、パーツ単体がメンテナンス用として販売されています。
メイン基板が壊れたりしなければ、ある程度はパーツ交換などで修理することもできそうです。

あと、今回作っていて切実に必要性を感じたのがフィラメントセンサー。

スピーカーのパーツを出力する際に、
「今から出力を続けた状態で会社に行くけど、帰宅するまでフィラメントがもつかどうかギリギリ。でも時間はもったいない…賭けになるけど、出力した状態で行くか」
と出かけて、帰ってきてフィラメントリールをみたら

あと3周でした…

この状態w

フィラメントセンサーがあれば、フィラメントが尽きたり切れたりしたときに一時停止の操作ができそうな感じでしたが、センサーユニットを接続する端子がどこにあるのか見当たりません。

そもそも着けられるのかどうか、ちょっと調べてみようと思います。

あと、スピーカーは無事できあがり、音も出る事を確認できました。
貼り合わせがうまく行かず、ちょっと隙間が空いてしまいましたが……

暫くの間、大物の出力はお休みしようかなと思います。疲れた・・


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