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勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた

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「頭がよくて、バリバリ仕事をする女性ほどSEXに貪欲である」 そんな妄想を抱いているしょーもない貧乏男性が、アニメキャラクターのSEXを、勝手にでっち上げました。 ただそれだけの… もっと読む
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勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた

第40回 黄前久美子-8 「気がついたら、私の目から涙が流れていたみたいでね。彼、ティッシュで優しく拭いてくれたの」 「ああ、私もそうしてくれたみたい」 「みたいって?」目を丸くして尋ねる麗奈。 「私、初めての時の記憶が全くないんだよ」 といい、私はその時の体験を麗奈に話した。 「へえ、塚本やるねえ」感心したように、頷く麗奈。 「1回目のあと、私はなかなか意識が戻らなかったみたいでさ。秀一は何度も「久美子、久美子」といいながら、私の身体を揺すっていたんだって」 「私はさ、最

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第39回 黄前久美子-7 だが麗奈はそんな私を「どこがおかしいんだこのバカ」という視線で見ている。 「久美子、私にだって人並みに性欲はあるんですからね」と、嘆息する麗奈。 「ねえ麗奈、麗奈がオンナになったのはいつ? どこで? 相手は?」 私は興奮のあまり、たち上がって麗奈に質問する。 「ちょ、ちょ、ちょっと久美子、落ち着いて」 私が興奮し立ち上がったのを見た麗奈も、慌てて立ち上がり、私をなだめすかせる。 彼女は私の目の前で、掌を「パン!」と1回叩いた。 「久美子、お願いだ

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第38回 黄前久美子−6 「ウグッ! ウグッ! ウグッ!」 私が秀一の背中で細かく動くたびに、彼の顔が引きつる。 それでも彼は、腰の動きを緩めるどころか、ムキになって私の深いところをかき回す。 コチョコチョコチョコチョ。 「ウッ! ウウッ! ウッ! ウウッ!」 コチョコチョコチョ、コチョコチョコチョ。 「ウゥグッ! ウグッ! ウゥグッ! ウグッ! 」 嬉しくなった私は、思わず彼を力一杯抱きしめる。 「クソ! 久美子め!」 私に囁いた秀一は、これまで以上に激しく腰を動かす。

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第37回 黄前久美子−5 頬を膨らませて、言い返す私。 「だって、本当だろう?」 おでこに軽くデコピンをしながら、応じる秀一。 あの、今おっぱいの話をしているんでしょ? だったら今の指ピンは、あんたの愛してやまないおっぱいか、硬く屹立した乳首にやってほしかったんだけどな……。 「心配するな。数年後には、お前のカラダはムンムンに熟れているから」 秀一はにっこり笑って、私に話しかける。 「ほんとにー?」私が疑いの口調で言うと 「久美子、俺の言うことが信じられないか?」 反論す

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第36回 黄前久美子−4 彼の指が私の髪の中で動くたびに、私の身体に電流が走る。 「疲れたか?」秀一が質問した。 「ううん……むしろ、高揚感を感じている」 「達成感、じゃなくてか」 「そうともいう」 そして、2人は見つめ合って笑った。 「大好きだよ、秀一」 「愛している、じゃないのか?」 一瞬の間。 気がつくと、2人はさっきよりも大声で笑った。 「ごめん、愛しているよ、秀一」 「愛しているよ、久美子」 といいながら、秀一は私の唇にキスをした。 「私たち、これからずっと一

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第35回 黄前久美子−3 麗奈たちの前では、自分の弱さを曝け出してきた事は何度もあった。だが秀一の前では、弱い自分を見せたことはない、と私は信じたい。 私は、そばに誰かいることを信じて目を開けた。 ところが、そこには、私以外の人間が見当たらなかった。 男も、女も。 大人も、子どもも。 成人も、老人も。 そばに誰もいないというのは、私に限らず、とてもしんどいのだ。 それでも私は、ありったけの勇気を振り絞って、叫び続けた。 「しゅ──いち──っ、どこ──? お願いだから、

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第34回 黄前久美子−2 「だったら久美子も、俺を楽器みたいに扱えばいい」 秀一はそう言うと、軽く私の唇にキスをする。 そして彼は両手掌と指で、むき出しになった私の乳房を丹念に揉みしだきはじめる。 彼の愛撫はピアニッシシモからピアニッシモ、そしてピアノになり、メゾフォルテから、メゾフォルテへ。さらにはラルゴからレントへと、彼は自分がディナーミク(強弱)とアゴーギク(速度とテンポ変化)を駆使し、私の身体を愛撫した。感興の趣くままに、胸からお腹、腋の下、身体の側面、太もも、そし

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第33回 黄前久美子−1 全国大会が終わり、吹奏楽部から正式に引退してから数日後。 私と秀一は彼の部屋で、夕日を背景に、お互いの唇を重ねた。 どのくらい時間が経ったのだろうか。 秀一の唇から吐き出される熱い吐息が、私の額と頬に降りかかった。 同時に彼の左手が、私の顔の輪郭を愛撫する。 秀一は、右手で私が着ているブラウスのボタンを外すと、汗ばんでいた掌を、ワタシの胸に静かに差し込み、ゆっくりと乳房を愛撫しはじめた。 「ア……ッ! ア……ッ!」 こういうときに、自分の口から隠

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第32回 新沼文世− 12 「アナタ ───────────ッ!!! イ、イ、イヤ ──────────ッ!!!」 2人は、部屋の電気をつけたまま、一戦交えているらしい。 「らしい」としたのは、その時2人の姿は、私の視界に入ってこなかったからだ。 2人はどこにいるのか? 声は聞こえど姿は見えずというヤツで、キョロキョロ部屋の中を探っていた私は、両親がいる場所を見て仰天した。 父はベランダ側の窓に母の裸体を押しつけ、後ろからグイッ、グイッと突き上げていた。 「ヤメテ ────

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第31回 新沼文世−11 翌朝、二人は夕べのことは何もなかったかのように、私に接したことを覚えている。 地味でおとなしいイメージの母の痴態を目撃した私は、母に気づかれないようにそっと視線を母のいる位置に向けた。 よく見ると、母はまぶたに水色のアイシャドウを塗り、胸にはネックレスをしていた。 そのような装いをしている母の姿を、私はその後も度々目撃している。 私は子どもなりに、母がそのような格好でいるのは、父に無言で 「パパ、今晩も『おまじない』をしてね」 と、無言のアピール

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第30回 新沼文世−10 「それでも、母親の喘ぎ声が大きすぎて子どもが目を覚ました、というケースはあるみたいだな」 「親はびっくりしないかな? 自分のベッドで寝ていたはずの子どもが、いつの間にか自分たちのあられもない姿を見られてびっくりし、翌朝気まずい思いで『おはよう』って挨拶をするのってありそう」 「いや、意外とそうでもない。むしろあけすけに語りあっている」 「日本とはエラい違いだね。こっちでは、そういうことは隠し通すのが常識で、親が愛し合っている現場を見て『不潔だ』と思

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第29回 新沼文世−9 そしてゆっくりと私の中に入ると、思い切り力と情熱、そして愛情をこめて、私の中をガン! ガン! と突きまくった。 「イヤ────────────────ッ!!!イヤ───────────ッ!!!」 「ダメ───────────────────────────────ッ!!!」 「バッカ──────────────────────────────ッ!!!」 ワタシはうつ伏せの姿勢にもかかわらず、口をずらして大声を出し続ける。 壁が薄い部屋だったら、ワタ

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第28回 新沼文世−8 今晩も彼とたわいないおしゃべりをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。 ふと腕時計に目をやると、時間の針は23時半を指そうとしていた。 「うわっ、もんこんな時間なの?」 今から店を出ても、私の自宅がある路線の終電は乗れないのは確実だ。 「じゃあ、僕のアトリエに泊まっていけば?」 ちょっと待て、私の家だって、タクシーに乗れば3,000円以内で行ける距離だぞ。 終電に乗り損ねる=男の家に外泊決定という発想は、およそ「天才デザイナー」に相応しくな

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第27回 新沼文世−7 「朱に交われば赤くなる」ということわざの通り、私もただの「淫乱オンナ」になってしまったんだなと、長いため息をついた瞬間…… 「ふーみん」 という声と共に、私の視界は真っ暗になった。 「あわわわっ」 強引に私は後ろを振り向くと、私の視線を隠した男は、いたずらっぽい笑顔を浮かべた。 「よう」 彼は右手を挙げて私に挨拶し、そのまま隣に座る。 「お客様、ご注文は」 マスターの問いかけに、彼は即座に 「じゃあ、ジントニックで」 といった。 「食事は?」 という