右野向左衛門

「丙午」翌年生まれの、アンダーミドルクラス階層所属のオッサン。 豆腐メンタル、元いじめ…

右野向左衛門

「丙午」翌年生まれの、アンダーミドルクラス階層所属のオッサン。 豆腐メンタル、元いじめられっ子、人見知りは激しい。 キャリア女性にかなりのコンプレックスあり。 好きなのはオシャレなモノ全般、嫌いなのは人種差別主義、極右、復古論者。

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  • Naked Desire〜姫君たちの野望

    舞台は西暦2800年代。 世界は政治、経済、そして文化のグローバル化並びにボーダーレス化が進み、従来の「国境「国家」という概念が意味をなさなくなっていた。 欧州大陸にある、400年の歴史を持つ「神聖ユーベル=ホッフンヌング連邦帝国」では、近年さまざまな制度矛盾が起きていたが、国内で起こる改革の動きは、そのつど利権を握る勢力によって潰されてきた。 しかし改革を求める国民の声は次第に高まり、政府も貴族も、その動きをおさえられなくなってゆく。そんな中、貴族社会から「国民のための政府を作る」ことを企図する勢力が勃興し、徐々に力を持っていく。そしてその渦中にいたのは、とある姫君だった…… 「小説家になろう」に掲載していた、作品の内容の再構成です。

  • 勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた

    「頭がよくて、バリバリ仕事をする女性ほどSEXに貪欲である」 そんな妄想を抱いているしょーもない貧乏男性が、アニメキャラクターのSEXを、勝手にでっち上げました。 ただそれだけの作品ですが……よかったら読んでください。

  • ベイビーからアダルトにステップアップしました

    ベイビーステップ第453回「再会」からの二次創作です。 主人公・丸尾栄一郎とヒロイン・鷹崎奈津は、ついに結ばれるのですが、少年マンガ雑誌という性格上、そのシーンはカットされています。 そのシーンを勝手に妄想して某二次創作サイトに掲載したところ、結構読んでいただけたので、こちらにも掲載いたします。 それでは、2人の情熱的な愛の世界をご堪能ください。

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Naked Desire〜姫君たちの野望

第一章 心の壁-38 もとはといえば、フリーダの忠告を無視した私の行動が原因だ。彼女ですらそういう態度なのだから、キャサリンも上官から、厳しい言葉で叱責されたに決まっている。彼女も今頃は、職場で肩身の狭い思いをすると同時に、私に対して憤りを抱いているはずだ。 私が口を閉じると同時に、執務室内には重苦しい空気が漂った。フリーダとアネットは、鋭い眼光を私に向けると、無言で私に謝罪を要求した。いたたまれなくなった私は、再び視線を窓から見える景色に向ける。 穏やかな太陽の光を、す

    • Naked Desire〜姫君たちの野望

      「なになに……うわぁ、なんなのこれ?」私は、見ている風景が、どす黒い雲で覆われる感覚に襲われると 「はいはい……げっ、なにこれ……」と、フリーダの身体が硬直し 「ねえ、いくら何でもひどくない、これ……」抑えた口調で話すアネットだが、彼女の全身からは、苛立った憤りがわき上がるのが見て取れる。 私たち3人の目に飛び込んだのは 「『神聖』なる帝国の皇女達の、ふしだらな異性関係」 というタイトルのゴシップ記事だ。 「よくもうまあ、こんなでたらめ記事をネットにあげられるわねえ」フリーダ

      • Naked Desire〜姫君たちの野望

        第一章 心の壁-36 「あなた、この国の皇女ってわかってる? それもただの皇女ではなく、高い皇位継承権を持った皇女である立場なの。そんな人間が、公衆の面前で暴漢に襲われた。それが原因で、護衛の人間が責任を問われ、その座を追われるかもしれないということを、マリナはどう考えるのよ?」 言葉遣いこそ丁寧だが、その口調は、反論を許さないといわんばかりに冷徹だ。そう、彼女は職務のためならば、悪魔にもなれる人間なのだ。 「『適当にごまかせ』ですって? あなたはいつから復古派と同じことを

        • Naked Desire〜姫君たちの野望

          第一章 心の壁−35 「ハッハッハッハッ。エルヴィラ殿下、それは災難でしたなあ」 その男はコーヒーを一口飲み下すと、声をあげながらも、屈託のない笑みを浮かべた。 「笑い事じゃありませんよ、アダルベルト事務局長。一歩間違えていたら、私は殺されていたのかも知れないのですよ」 私は、正面に座っている男性に抗議すると、彼は即座に「おおこわ、そんなに怒らなくても」と、小声で呟いた。 男性の名前はマルティン・ルーサー・アダルベルト。枢密院事務局のトップである事務局長だ。私は彼の呟きを聞

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        • Naked Desire〜姫君たちの野望
          43本
        • 勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた
          41本
        • ベイビーからアダルトにステップアップしました
          25本

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          Naked Desire〜姫君たちの野望

          第一章 心の壁−34 「クラウス、ランペルツさんが来ていないんだけど、あなた事情を知ってる?」 アルマの愚痴を聞いた翌日の朝10時前、クラウスは挨拶もそこそこに、エルヴィラに呼びとめられた。 昨日のやりとりを彼女にいったら、面倒な事態になるのは明らかだ。クラウスは即座に、誰にも言わないことに決めた。 「あの人、まだ来ていないんですか?」クラウスは素っ気ない口調で返事する。 「今日は9時Inなのに、来ていないのよ」仏頂面で返事するエルヴィラ。 「じゃあ、自宅に電話すればいいじ

          Naked Desire〜姫君たちの野望

          Naked Desire〜姫君たちの野望

          第一章 心の壁−33 首都グラーツにある大学の学生は、全員がグランゼコールに通うと信じて疑わない。アルマの無邪気さに、クラウスは目眩を覚えた。 しかしそんな感情を、普段から世話になっているアルマにぶつけるわけにはいかない。彼は大きく深呼吸をした。 「どうしたね? あたしゃ、おまえさんの気を悪くするようなことをいったかい?」 「いいえランペルツさん。すべての大学生が、グランゼコールを目指していないし、実際行けないし。それにグランゼコールって、学費が高いんですよ」 「タダじゃ

          Naked Desire〜姫君たちの野望

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          第一章 心の壁−32 クラウスは、のそのそと立ち上がると、右手に汚れた布を掴んだ。 休憩室内のシンクスペースに移動すると、蛇口からぬるま湯を出し、ダスターを洗う。 手早く汚れを落とすと、サニタリー溶剤にダスターを浸し、再びぬるま湯ですすぐ。 ダスターを折りたたみ、テーブルについていた食べかすや水滴を丁寧に拭き取る。 「こんなもんだろ」 クラウスはダスターを丁寧にたたんでテーブルの隅に置くと、先ほどまで座っていた椅子に、どっかりと腰を下ろした。 「おっと、忘れていた」 クラ

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          第一章 心の壁−31 「クラウス──ッ、休憩だ。今から1時間。いってらっしゃい」 社員から休憩の指示が出た時、クラウスはちょうど、トースターのメンテナンスを終えたところだった。 会社は、店で働く店員全員に対し「クレンリネス」の徹底が求めている。店員はちょっとでも時間が空くと、ダスターで汚いところを清掃する。食中毒防止のためだ。 カフェ・ルーエ グラーツ総本店には、調理ラインが4本設置されている。平日昼間等のピーク時はフル回転する調理ラインも、その時間帯を過ぎると比較的暇にな

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          第40回 黄前久美子-8 「気がついたら、私の目から涙が流れていたみたいでね。彼、ティッシュで優しく拭いてくれたの」 「ああ、私もそうしてくれたみたい」 「みたいって?」目を丸くして尋ねる麗奈。 「私、初めての時の記憶が全くないんだよ」 といい、私はその時の体験を麗奈に話した。 「へえ、塚本やるねえ」感心したように、頷く麗奈。 「1回目のあと、私はなかなか意識が戻らなかったみたいでさ。秀一は何度も「久美子、久美子」といいながら、私の身体を揺すっていたんだって」 「私はさ、最

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          第一章 心の壁−30 「ちょっと、私の話を聞いているの! マルガレータ・ハンナ・オクタヴィア・マルゴット!」 エミリアは私を怒鳴りつけながら、グイグイとアタシの右手首を引っ張った。 彼女はさっきまで、アタシと向かいの席に座っていたはずだが、いつの間にか隣に移動している。呼んでも反応がないので、頭に血が上ったのは間違いない。 どうやら昔のことを思い出しているうちに、彼女の話を上の空で聞いていたらしい。 「ああ、ごめんごめん。ちょっとボーッとしていた……」 エミリアは、即座にム

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          第一章 心の壁−29 「ちくしょう……これじゃ、エルヴィラの方がまだマシだわ。私ってバカよねえ。本当に人を見る目がない。宮廷で生き残れるのか不安になってきたわよ! マルガレータ・ハンナ・オクタヴィア・マルゴット、あなたのために使った私の時間とエネルギー、今すぐ返して!」 エミリアは一気にまくし立てると、テーブルに突っ伏して号泣した。 「ごめん、ごめんよエミリア・パトリシア・クラリッサ・アリアンナ。情けない義姉を許しておくれ」 といいながら、アタシは彼女の背中をさすった。 だ

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          第39回 黄前久美子-7 だが麗奈はそんな私を「どこがおかしいんだこのバカ」という視線で見ている。 「久美子、私にだって人並みに性欲はあるんですからね」と、嘆息する麗奈。 「ねえ麗奈、麗奈がオンナになったのはいつ? どこで? 相手は?」 私は興奮のあまり、たち上がって麗奈に質問する。 「ちょ、ちょ、ちょっと久美子、落ち着いて」 私が興奮し立ち上がったのを見た麗奈も、慌てて立ち上がり、私をなだめすかせる。 彼女は私の目の前で、掌を「パン!」と1回叩いた。 「久美子、お願いだ

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          第一章 心の壁−28 「お気に召したなら、新品買ってきてあげようか? 使いかけを他人にあげるわけにはいかないしね。タオルも、色違いのものでよければ、それと同じタイプのものがいくつかあるから、あげようか?」 とアタシがいうと、彼女は手に持っているチューブとタオルを見た。 「いいんですか? お姉様」 「いいのいいの」 「ありがとうございます、お姉様。それでは、両方ともいただきますね」 というと、義妹はぺこりと頭を下げた。 タオルはともかく、化粧落としの件は嘘だ。本当は世間の評判

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          第一章 心の壁−27 「ほら、洗面台はこっちだから、さっさと顔を洗いなさい。私もメイクを直すのを手伝ってあげるから」 アタシがエミリアに声をかけると、義妹は力なく頷いた。 「メイク落とし、あなたは普段なにを使っている?」というアタシの質問に対し 「ミルク……」と、力なく答えるエミリア。 「うんわかった。ミルクタイプね」と言いながら、アタシは自室の化粧棚をかき回す。 ええっと、そんなのどこにあったかな? 確か、ちょこっとだけ使って、棚の奥に放り込んだやつがあったと思ったんだけ

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          第38回 黄前久美子−6 「ウグッ! ウグッ! ウグッ!」 私が秀一の背中で細かく動くたびに、彼の顔が引きつる。 それでも彼は、腰の動きを緩めるどころか、ムキになって私の深いところをかき回す。 コチョコチョコチョコチョ。 「ウッ! ウウッ! ウッ! ウウッ!」 コチョコチョコチョ、コチョコチョコチョ。 「ウゥグッ! ウグッ! ウゥグッ! ウグッ! 」 嬉しくなった私は、思わず彼を力一杯抱きしめる。 「クソ! 久美子め!」 私に囁いた秀一は、これまで以上に激しく腰を動かす。

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          第一章 心の壁−26 以前から、エミリアのことをよく思っていなかった皇帝付き侍従の一人が、皇帝にエミリアがそばに控えていない時に「エミリア皇女に乱心の気あり」と、あることないことを吹き込んだのである。 だが彼女がかわいい皇帝夫妻は、その意見に耳を傾けないどころか、その侍従をきつく叱責した。その侍従は左遷され、その話はそれで終わり……のハズだった。 だがエミリアを快く思っていない連中は、それでめげるような性格ではなかった。 ならばとばかり、彼らはアタシたちのクラスメートを巻

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