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オンラインサロンから書籍出版という道

オンラインサロン「CLUB RIGHT HAND(以後、CRH)」を立ち上げて、1年半が過ぎた。現在はスタッフも含めて、144名の方々に参加して頂いている。オンラインサロンのコンセプトは「日本をちょっとマシにする」である。もう少し嚙み砕くと、”誰かが誰かの右腕になる”であり、サロンメンバーにアイデアが欲しい時に投稿してもらい、それに対して他サロンメンバーが持っている知見・経験から知恵出しをする、そんなオンラインコミュニティである(下図参照)。

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オンラインサロン「CRH」の画面

オンラインサロンに入ると見えてくる画面はこちらである(下図)。左側にトピックが並んでおり、トピックをクリックすると、それに関連した過去の投稿が見れるようになっている。

サロン画面

オンラインサロンの主要なトピック

よく使われるトピックは「何でも投稿!」「知恵出し投稿」「募集投稿」「シリーズ投稿」である。

①「何でも投稿!」:誰でも気軽に何でも投稿できるトピック。日々の出来事、ちょっと気づいたこと、参考になった情報などなど。

②「知恵出し投稿」:仕事やプライベートにおける悩みやアイデアが欲しいことに対して、投稿するトピック。過去には、「こんなサービスを考えているけども、どう思いますか?」とか、「人間関係で悩んでいるけども、皆さんならどうしますか?」とか、「クラウドファンディングを立ち上げるけども、どうやったら支援を集められますか?」などなど。社内メンバーや一人で考えていてもなかなかいいアイデアが生まれてこない時などには有効なトピックであり、このサロンの一番の特徴である。

③「募集投稿」:何かイベント(セミナーやClubhouse、ゴルフコンペ等)を企画したい時の集客や、人材募集をする時などに使うトピック。最近はゴルフコンペへの参加者を募ったり、新しいサービスの体験モニターの募集などに使われている。

④「シリーズ投稿」:シリーズ投稿とは、複数のオーナーからの定期配信トピック。現在は「お金にまつわる話シリーズ」、「ビジネスモデルシリーズ」、「偉人の言葉シリーズ」、「役に立たない噺シリーズ」、「ルーキー養成のコンテンツシリーズ」がある。オンラインサロンCRHを運営しているベテランコンサルタントや金融のプロがそれぞれテーマを持って、毎週投稿をしている。ちなみに私はビジネスモデルシリーズを担当し、毎週、社会課題解決のビジネスモデルや最先端のビジネスモデルなどを解説している(パワポスライド付き)。

オンラインサロンから出版

シリーズ投稿は立ち上げ当初から始めたものや1年くらい前から始めたものとあるが、特に「お金にまつわる話シリーズ」は79回の長編シリーズである。このシリーズはコンサルティング会社の㈱アバージェンスのCEOである大西秀亜氏(元ファーストリテイリングCFO)が書き続けてきたものである(下図例示)。

お金にまつわる話

実は、ここで書き溜めた内容を再編成、及び追記をして、この度書籍出版することになった。元々、書籍化することを意図していなかったけども、出版社に企画を持ち込んでみたら、見事出版することになった。これは、個人的にはセンセーショナルな出来事で、ニュースとなるような大仕事を果たした訳でもなく、ブログやnoteで書いて公開し好評を得ている訳でもなく、講演会などをするような著名人でもないけども、書籍出版することとなった。クローズドなコミュニティで書き溜めたものを書籍化するという、新しい道筋のように私には映っている。加えて、書籍の中にはサロンメンバーとのやり取りがふんだんに使われており、自分のコメントが書籍に使われるというサロンメンバーにとっても嬉しい特典ではないかと思う。

ちなみに、書籍タイトルは「お金はどこへいった?」(明日の仕事に仕える経済小話)であり、お金を取り巻く経済・金融について、立体的且つ平易な言葉で解説されており、この分野に詳しくない方にも非常に分かりやすい内容になっているのでお薦めである。

書籍に興味がある方は是非、書籍出版に関する動画(下リンク)も参照頂きたい。

今後について

この出版をきっかけに、他シリーズ投稿を担当しているベテランコンサルタント達は”次は自分の番”ときっと意気込んでいる(はず?)。現在の計画では4月中に書籍出版の企画書を作ることになっている(はず?)。

それはさておき、いきなりブログやnoteを書くのは”ハードルが高い”と感じている人達は、まずはクローズドなコミュニティでコラムを担当し、書き溜めるということから始めてみてもいいのではないでしょうか。

「シリーズ投稿」や「知恵出し投稿」など本サロンに興味のある方は、是非、覗いてみてください。誰でも参加可能です(月額1,000円)。


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