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【なぜ悩むのか】つまるところ、悩みが絶えない人は暇か疲れているのだ【プロ向けの記事】

わりと全方向に喧嘩を売っているようなタイトルですが、今まで占い師として10年以上活動をしてきた中で感じてきたことを備忘録としてまとめてみました。

いつも悩みが絶えずに心の中がもやもやしている人や、占い師やカウンセラーで鑑定スキルを上げていきたい方に読んでもらいたい記事です。

悩みの根源はわりとシンプル

どんな悩みであれ、深掘りしていくと抜根的な問題は「退屈をして余計なことを考えている」か「疲れすぎて判断力が低下している」の2つに分類できることがほとんどです。

具体的には

将来に対する漠然とした不安、周りと比べてつい焦ってしまう、自分に自身が持てない、自己成長の仕方がわからない、人間関係の些末な悩みなどの自分の認知に関する問題は
「退屈からくる悩み」

毒親、精神や身体的な障害、精神疾患、適応障害、家族問題、自分が原因ではない借金、会社のトラブルなど外的要因が原因の悩みは
「疲労からくる悩み」

といった感じでざっくりと分類されます。

「退屈からくる悩み」と「疲労からくる悩み」は、別の言い方をすれば
「自分でどうにかできる悩み」と「自分ではどうしようもない悩み」と言い換えることもできますね。

「退屈からくる悩みの処方箋」

誤解を恐れずに言ってしまうと
悩んでいる人は悩む余裕があるから悩むことができるのです。

明日の生活に困るレベルの人や今を乗り切らないといけない人は、目の前のことで必死なので漠然とした将来の不安などで悩むなんて余裕はないですからね。

ただ、悩んでいる本人にとっては一大事ですし本気で苦しんでいたりします。
だから占いやカウンセリングに足を運ぶわけです。
ちなみに占いに来る人のほとんどがこのパターンに当てはまります。

なぜそういった人が悩みが絶えないかというと、自分のやるべきことが分からずにその場で足踏みをしている状況だから。
具体例としては

・つい人と比べてしまう
・失敗が怖い
・自分に自信がない
・将来の展望や野心がない
・ただなんとなく生きている
・物事の優先順位をつけるのが苦手
・こんなはずじゃなかったと思いながら生きている
・無意識のうちに相手をコントロールしようとしている

といった内容が当てはまりますね。

逆に、退屈をこじらせて悩むことがない人は

・必要に迫られて努力をしている
・悩む時は対処すべき具体的な問題が出てきた時
・自分のやってきたことは全て自分に帰って来ると腑に落ちている
・将来必ず叶えたい悩みがある
・目標のために何ふり構わず努力している
・過去に壮絶な経験をして今というものに感謝している
・生活に追われて悩む余裕なんてない

といった内容になります。

このチェックリストにあてはまらない人はなかなかいないので気にしなくて大丈夫です。

大体の人は悩みがあるものですし、それが個性に繋がってくるので他人と比べる必要はありません。

退屈からくる悩みの対処法はとてもシンプルで、没頭できるできるものを見つけること。

要は退屈で悩む暇がなくなるくらい脳みそと体を使えばいいのです。
「悩むのはもういやだ!」という方は意地でも面白そうなものを見つけて趣味や自分磨きに邁進してみてください。

ちなみに、子供の頃に夢中になっていたものがヒントになったりもするので子供の頃に好きだったことを再開するのも効果的だったりします。

[趣味サーチ]


[疲労からくる悩みに対する処方箋]

このパターンの場合、自分の悩みに対して無自覚である場合がほとんどだったりします。

解決しようにも、自分の力では手にあまることがほとんどなので病院や行政等の外部の助けが必要なパターンがほとんどです。

疲れからくる悩みの二次的なトラブルで問題なのは
疲労のあまり正しい判断ができなくなるということ。
介護で疲れたり生活苦の人が、判断力を失ってマルチやカルト宗教にハマってしまうのがいい例ですね。

また問題なことに、本人は一生懸命日々を過ごしているので自分の疲労感に気が付かなかったり、
しんどい状態が当たり前になっているので自分が追い込まれていることに気がついていないことがほとんどです。

無自覚なまま問題が深刻化していきやすいため、周囲が声掛けをしたり気にかけていく必要があります。

具体的な解決策としては適切な機関に相談をする、引っ越しなどで環境を変える、悩みの元となるものと関わらないようにするといったところですね。

行政にどのように助けを求めたらいいかわからない方は住んでいる地域の相談窓口に問い合わせをしてみてください

[身近にある相談窓口]

[地域包括支援センター]



ここから先はプロの占い師の方に鑑定時にお話する内容なので、少しだけお代金をいただきます。

わりと実践的で突っ込んだ内容について記載しているので、周りの人間関係を好転させたい方や鑑定のスタイルについて悩んでいる方には参考になると思います。

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