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幻想的な映画の1場面「ピーター・ドイグ展」

今日は休日だったため、東京の竹橋へ。名前的にすごく分かりづらいですが、江戸城の右上あたりで、少し歩くと東京駅や神保町が近くにあるといった場所です。

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そんな竹橋には国立近代美術館があります。ということで今回ここで開催されているピーター・ドイグ展に行ってきました。

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ピーター・ドイグはスコットランド生まれの画家で、途中カナダやトリニダード・トバゴへ移住した経歴の持ち主です。

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ドイグの一番の特徴としては大きいキャンバスで描かれるのがあげられます。実際上の写真でキャンバスの大きさを比較することができますがこれだけ大きい作品というのはあまりありません。

そのようなダイナミックなキャンパスの中で繰り広げられるのが、幻想的でありながらも、どこか映画のワンシーンのような作品性です。

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このように感じるのは絵の構図がすごく分かりやすいというか、どこかカメラの写真のように見えるからでしょう。ただ写真のような時間の切り取られ方に見えても、幻想的な雰囲気のためか、絵が描かれる前後に時間を感じることができます。そしてその前後の時間にはどこかゆったりとしたものがみえます。

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またピーター・ドイグはこのような絵画だけではなく、ポスターも描いています。このポスターはトリニダード・トバゴ在住時にそこで行われた映画の上映会のために描かれたものです。

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これらのポスターは主に勧誘のために描かれたものなので、ドイグ本人がこの映画を見たかというと難しいところはあります。ただ元となった映画のポスターやトレーラーのインスピレーションと自身の作品性が合わさった感じはとても良かったです。

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この幻想感というか映画・写真的な作品性は本当行ってよかったと思えるものでした。ちなみに今回の会場では写真撮影OKな展示です。最近、特に現代アーティストになればなるほどですが、写真撮影が可能になっていますね。

写真と本物を見るというのはいつの時代でもそうですが、全然違います。写真で少しでも良いと思ったらホンモノを見てより深く知る。こういうアプローチがどんどん増えるのは本当良い世界です。

企画名:ピーター・ドイグ展
会期:2020年2月26日(水)~ 10月11日(日)
場所:東京国立近代美術館
時間:10:00-17:00
(金曜・土曜日は20:00まで)
展覧会公式HP:https://peterdoig-2020.jp/
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