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江戸川Qの『ドローンを追う』#26

ーーアイランドドローン、
 島々、諸島を結ぶというスカイドライブを視野に入れたビジネスです。

 勿論、これはそのスカイドライブ上の生活圏を含めたドローンの配送ビジネスなのですが、こうした分野に「JAL」という航空会社が参入をしているというのが、このドローンビジネスの「刺激」のように感じます。
 
 どうして航空会社がドローン分野に参入しているのか?
 以下にJALのページを貼り付けておきます。そこにJALの考えが見えます。

https://www.jal.com/ja/air_mobility/

 ビジネスにおいて大事なことの一つに「イノベーション(innovation)」があります。この言葉は「革新」という意味がありますが、内封されている意味を哲学的に捉えると「知性の飽くなき探索と挑戦」というところに行き着きます。
 
 このことは「ART(アート)」という分野と重なり合い、昨今はビジネスとARTの融合が言われていますが、こうしたことが現代ビジネスの一つの大事なピースになっています。
 
 現代のビジネスは概ね20世紀末に発生した思想的物事の延長において、設計されて発展したものですが、これからの21世紀後半にかけては、それらの設計では、以後、地球上に発生しているあらゆることから派生するビジネスを捉えることは難しいといえるではないでしょうか?

 つまりこれからのビジネスはこうした思想的な部分を科学と密接にしなければ、ビジネスチャンスを掴むことは難しく、それらが「革新」ーーつまり前時代からの脱却といえるのでしょうから、今、こうした「革新」を伴うビジネスが生活の身近なところで見えて始めてきているのだろうと考えます。

 SDGs然り、都心部の過疎化も含め、考えていただければ分かるのですが、これらの考えが今世紀の初めに存在していたかどうかだけでも、これからのことが既に違う未来であろうとわかると思います。

 そう考えるとドローンが現代に投げかけるのは人々にそうした「革新」を共感させ、新しい社会創造を呼びかけているのかもしれませんね。



文:江戸川Q




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