誰も知らないラジオ局

徒然なるまま、浮世を生きています。 ここでは沢山のエッセイ、コラム、小説、音声コンテ…

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徒然なるまま、浮世を生きています。 ここでは沢山のエッセイ、コラム、小説、音声コンテンツを無名の協力者たちと一緒に創作発表しています。

マガジン

  • 江戸川Qの『ドローンを追う』

    ドローンについての様々な記事を取り上げ、それについてコラムやエッセイを書きながらこれからドローンがもたらす未来への可能性を考えてみようと思う、そんな個人的なマガジンです。

  • 江戸川Qの「独創感想文」

    ここでは江戸川Qが読んだ本に対して自分独自の意見を踏まえた独想型の感想文を書いています。

  • サピエンス科学(Sapiens Science)

    ——随筆(エッセイ)と言うのは不思議だ。だから僕はこの方法を選んだ  サピエンス科学(Sapiens Science)とは何か。  これは「Art」を探るエッセイを纏めたマガジンです。

最近の記事

江戸川Qの『ドローンを追う』#29

 2024年度、物流業界では既に過去ではない『24問題』に突入しました。しかしながらまだ見聞きするところでは、何も異音は聞こえないと思います。  ドローンにおける物流も少しづつ変わりつつあるかもしれません。まずはこの記事にあるように形式認証されたドローンが、これからもっと出てくるだろうと思われます。  そしてこれからのドローンビジネスについて、色んな角度から想像もつかないイマジナリーに溢れたアイデアがでてくるでしょう。そしてそれは大阪万博の『空飛ぶくるま』を頂点としてアイデ

    • 江戸川Qの「独想感想文」#26上方浮世絵の再発見、上方浮世絵の世界

      https://amzn.asia/d/gaXMcl4 https://amzn.asia/d/18CIRY6    写楽、歌川一門、葛飾北斎、浮世絵と言えば『江戸』と言えるものが多く、それは江戸時代を通じて、文化の受容が、江戸を中心としていたということでもありますが、しかしながら上方にも浮世絵はあった、というのがこの二冊です。  現代においても浮世絵と言えば『江戸浮世絵』になろうかとおもいますが、しかしながら上方においても、浮世絵はあり、しかしそれは『江戸』の成熟した

      • 江戸川Qの『ドローンを追う』#28

        https://jp.stanby.com/ma/%E6%B1%82%E4%BA%BA?q=%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=gl_fulltime&gad_source=1&gbraid=0AAAAADk6gakjhiAPg0yu17tcCBYOzpD3N&gclid=EAIaIQobChMIz4Tz0-jlhAMVLJBLBR3uBg8SEA

        • 江戸川Qの『ドローンを追う』#26

          ーーアイランドドローン、  島々、諸島を結ぶというスカイドライブを視野に入れたビジネスです。  勿論、これはそのスカイドライブ上の生活圏を含めたドローンの配送ビジネスなのですが、こうした分野に「JAL」という航空会社が参入をしているというのが、このドローンビジネスの「刺激」のように感じます。    どうして航空会社がドローン分野に参入しているのか?  以下にJALのページを貼り付けておきます。そこにJALの考えが見えます。 https://www.jal.com/ja/a

        江戸川Qの『ドローンを追う』#29

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        • 江戸川Qの『ドローンを追う』
          29本
        • 江戸川Qの「独創感想文」
          25本
        • サピエンス科学(Sapiens Science)
          16本

        記事

          江戸川Qの『ドローンを追う』#27

          https://www.lnews.jp/2024/02/q0221304.html  最近、少しづつですがドローン物流の形と言うのが、それぞれの地域的特徴を踏まえてきているように感じます。  この記事は、「道の駅」を利用したドローンの配送ポイント、つまり「港(ポート)」を予定したものではないかと感じます。  ドローンビジネスにはいくつかの役割があり、それはドローンの設計生産から、パイロット、スカイドライブ(空の道)の設計からそしてドローンポート、それらを統括してマーケテ

          江戸川Qの『ドローンを追う』#27

          江戸川Qの「独想感想文」#25遊民の系譜

           古代日本、そしてそれは江戸時代も含め多くの漂白の人々がいたことはあまり知られていません。  それは中国、朝鮮のみならず、ユーラシア全体に広がって存在していました。  彼らは時にジプシーとも言われたり、吟遊詩人とも言われたり、または東アジアでは傀儡やサンカとも言われたり、まさに人間の社会にはその時の社会秩序から外れて生きた漂白の人々がいたのです。  では、それらの人々はいつ生まれたのか?  この本はそうした疑問を素晴らしい研究内容と共に語ってくれる素晴らしい一冊です。  著者

          江戸川Qの「独想感想文」#25遊民の系譜

          江戸川Qの「独想感想文」#24 スサノヲの正体

           スサノヲ、別名「素戔嗚」  この古代の英雄は、はたして何者なのか?  関裕二氏は古代に活躍した人物をユニーク且つ大胆な捉え方でその歴史的存在の意味をアップデートさせてくれる作家です。  その関氏が捉えた「スサノヲ」の正体とは何か?  そその着眼点の先に見えるのは、日本と言う社会が「倭」と言われた時代の大きな神輿を担ぎ始めた先祖達の伊吹かもしれず、それに触れてあなたの中の「スサノヲ」像がきっと変わる、この本はそんな一冊です。  もしあなたがこの本を気になったら、  是

          江戸川Qの「独想感想文」#24 スサノヲの正体

          江戸川Qの「独想感想文」#23 「司馬遼太郎」で学ぶ日本

          https://amzn.asia/d/h8C1H3R  歴史学者と歴史小説家  実はこれらは互いに相容れない存在です。というもの学者は事実を抑えて学説を展開しますが、小説家はその事実の隙間を空想や想像力で補うべきもので、それがゆえに相容れぬ存在です。  しかしそこに司馬遼太郎という存在が対するとその風景は変わることでしょう。    司馬遼太郎以降の後世の学者がどのように司馬史観を評価しているか、この本はそれを感じるとても興味深い一冊です。  もしあなたがこの本を気に

          江戸川Qの「独想感想文」#23 「司馬遼太郎」で学ぶ日本

          江戸川Qの「独想感想文」#22 第三次世界大戦 日本はこうなる

          https://amzn.asia/d/0FHuHBM  ありそうでなさそうな現実  そう思う時、何を現実に連想しますか? ーー第三次世界大戦    そもそもそんなことが起きるのだろうか?この本はそんな不安定な基礎に生きる日本人の心理の上に大きな疑問を現実的に投げかけてきます。  自分達はどのように生命、財産、家族を守るのか?  不安を煽るだけなら誰でもできますが、しかしながら楽天的にもなれないのがこの10年かもしれません。  この本はそうした世界大戦を生み出す現代の卵

          江戸川Qの「独想感想文」#22 第三次世界大戦 日本はこうなる

          江戸川Qの「独想感想文」#21 現代アートはすごい: デュシャンから最果タヒまで

           現代アートの取り扱い説明本と言えます。 「ポップとモダン」ーーこれを軸にして作品とアーティストを紹介してる現代アートへの入門書であると言えます。もしこれから現代アートを調べてみたいと言う方にとってはとても分かりやすい一冊です。  もしあなたがこの本を気になったら、  是非、そんなあなたにこの一冊を。  そして  あなたが一冊の本を読み終えたら、  是非、あなただけの「独創感想文」を。  文:江戸川Q 

          江戸川Qの「独想感想文」#21 現代アートはすごい: デュシャンから最果タヒまで

          江戸川Qの「独想感想文」#20 キリスト教の本質

          https://amzn.asia/d/dbIqwNK  なるほどーーと読了後、思う本があると思いますが、これもその一冊かもしれません。  『キリスト教』ーーと言うよりも日本人はなんでしょうか、先天的、それともその民族的ないい意味での楽天性所以か、宗教についてアレルギー反応を持っているように思います。  ゆえに、古代より多種多様な宗教の受容をある一線を超えてくる場合は拒否し、しかしながらある意味ではそのボーダーを超えて来なければ、その表層的装飾を奪う癖があるようです。  

          江戸川Qの「独想感想文」#20 キリスト教の本質

          江戸川Qの「独想感想文」#19 足利将軍たちの戦国乱世

           戦国時代ーー、その始まりを告げる時代の先に足利将軍時代があります。この本はその時代の「将軍」がその時代と後世の戦国期にどのような影響と価値を有して存在したのかをよく研究された一冊と言えます。    何故、将軍は滅ぼされなかったのか?  この素朴な疑問をこの本は歴史と日本人の意識構造に照らして、答えを導き出しています。足利15代将軍義昭は信長に追放され、殺害はされなかった。この事実だけでも隣の大陸中国史から見れば異常とも言えるはずですが、それを紐解いてもいます。  将軍ー

          江戸川Qの「独想感想文」#19 足利将軍たちの戦国乱世

          江戸川Qの『ドローンを追う』#25

          https://m.youtube.com/watch?v=dgLE_tMF1Hk  ドローンのレベル4解禁になって以来、さまざまな記事、動画があるのですが、この「トヨタイムズ」が1番ドローンの現状を伝えるにはベストな動画かなと思います。見れば初めての方は、ドローンの技術的、社会的な現在位置がわかるのではないでしょうか?  さて、いよいよ12月になり2024年が始まります。  広い意味で物流全体を大きな規制の網が覆います。それは未来設計となるのか、それとも沈下を加速させる

          江戸川Qの『ドローンを追う』#25

          江戸川Qの「独想感想文」#18

           歴史上の不思議と言えばこれ以上のことは無いのではないか? ――項羽と劉邦  ともに性格も異なる人物。そんな彼らが持つ魅力が中国大陸を覆い尽くして、やがて帝国『秦』を滅ぼし、その後互いに相まみえた時、光芒を放ちつつ地に落ちたのは虎の様な強さを持つ項羽だった。    この歴史的事実から現代に生きる私達は『人間』という謎を解く鍵がある。  そしてその謎を解く案内役は司馬遼太郎。  彼の文学が描く、二人の英雄は何が異なり、そして何を履き違えていたのか。  『秦』が滅び、やって

          江戸川Qの「独想感想文」#18

          江戸川Qの「独想感想文」#17

          https://amzn.asia/d/2qQnfNO  秒単位で変化する消費市場に新たな価値観と創造を常に息吹として吹き込む力の源こそが、現代におけるビジネスインテリジェンスとして必要とされている事ではないでしょうか。  そして現代のビジネスインテリジェンスに『今』欠けているものは何か?  その答えの一つが『アート』だと本作は述べています。  『アート』の持つ創造性が如何に、過去、ビジネスのアイデアやモデルの在り方を変えて来たかを本作は事例を挙げて述べており、『デー

          江戸川Qの「独想感想文」#17

          江戸川Qの「独想感想文」#16

           ロシアのウクライナ侵攻と戦争    それについて国籍も得意領域も異なる日本人とフランス人の二人が対談をしつつ、この国際的変事について意見を交わしているのが本作です。  トッド氏は本作で戦争についての本質的な側面をLGBT問題や現代の家族制度の崩壊、世界的な乳幼児の死亡率を取り上げ、ロシアの行動に沈黙で答える諸国たちの動向について研究領域から未完ながらも推移しつつある変事世界に与える『解答』を捉えようとしています。  また池上氏はジャーナリストとしてこの国際的変事に対する問

          江戸川Qの「独想感想文」#16