見出し画像

江戸川Qの『ドローンを追う』#24

ドローン活用次世代店舗作りへ、JAL他3社協定 (logi-today.com)

「イオンリテール(千葉市美浜区)、日本航空(JAL)、KDDIスマートドローン(東京都港区)の3社は2日、リテール領域におけるドローンを活用した社会実装に関する検討について、三者協定書を締結した。この社会実装の検討は、長野県下諏訪町にて2025年開店予定の店舗において実証を開始することとし、他地域への展開も視野に入れて取り組む。」(記事本文より)

 社会実装への実現の為の一つの形としての取り組みの記事です。

 内容をみると以下の点が重点内容として取り組まれているようです。
・ドローンとデジタル技術を活用した新たな「ラストワンマイルの創出」
・商品の仕入れから消費者へ配送するまでの「サプライチェーンの最適化・効率的化」
・新たな買物体験の実現を目標

 ラストワンマイルと言うのは物流24年問題を念頭に置いているところかと思います。
 また「サプライチェーンの最適化・効率的化」と言う部分はドローンを使用して新しい形を模索するというビジネスモデルとしての興味深さと変革を探そうとする起業意識を感じます。
 最後の「新たな買物体験の実現」というのは、はっきりとした書き方ですが、その通りであり、「体験」ということが新しい消費に対する「価値」になるよという市場への価値観投入を感じます。改めて言うべきことでもないかもしれませんが、「体験」という形を取り入れた消費は、刺激を生むことでしょうし、そこからまた「次」を模索できると思います。

 ドローンが一つのビジネスモデルの中に組み込まれた時、改めて複数の課題と提示をしてくれるのだと感じさせる記事でした。

 文:江戸川Q


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?