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20代最後の日に。

今日で20代が終わります。
もう少ししゃきっと30代を迎えたかったのですが
なんだかいつものようにぼやぼやとしています。

長く長く濃い20代。
子どもから大人へと向かっていく物語。
少しだけ振り返っていきます。

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①大学時代
20歳の頃 バンドを組みました。
作詞作曲をして音楽を愛した日々。
恋をして泣いて笑って
傷つき、傷つけあった。
ヒリヒリしていた。
ジェットコースターみたいな日々。
今思うと一生で一度の青春を
ぎゅっと詰め込んだ
私とは無縁のような日々。
幻みたいだったなと今でも思う。

好きな服を着て、好きな髪色にして
外面はいっちょ前にきらきらしていた。
それだけで強くなれる気がしていた。


②フリーター時代
大学中は夢があった。
ちょっとのことでそれが崩れ去った。
そのままフリーターに。
幸い 良いオーナー夫婦のもとで働くこととなる。
ずっと失くしていた"自信"みたいなものを
取り戻すことができた気がする。
非日常を目にする現場だったので
色々なことが新鮮だった。
人生の勉強のような日々だった。
それから自分の幸せな生活には
どれだけ働いてどれだけお金がいるのか
なんて現実的なことを考えるようになった。
そんなこともあって色々な日々を
手放すこととなった。
大学時代からずるずると解決してこなかったことを解決したかった。変わりたいと思った。


③専門学生時代
心機一転、資格を取るために学校へ。
年齢的にも年上の人が多く、
自分の幼さが目立った。
週6学校に通い、週末はバイト。
実習にも行って国家資格の勉強をした。
長年無縁だった規則正しい生活をした。
この頃から運動も始めた。
とにかく忙しかった。
それでもだんだん身体は
元気なっていく気がした。


④社会人へ
そして社会人になる。
破茶滅茶な現場で何度辞めたいと思ったことか。(今でも時々思う)
サポート運にだけ恵まれ、なんとか今日まで。

そして、
ずっともやもやしていた気持ちがあった。
バンド時代の延長線、詩を書くことを始めた。
フィルムカメラにも出会い、
いつの間にかフィルム写真を撮るように。
そして展示会をするまでに。
行動したことで人生が変わった。
素敵な場所、人々に出逢う。

やっと私は私でいい。
私の幸せは私が決めていい。
好きな服を着て、好きなものを食べて、
好きな人々に囲まれて…
やっとプライベートでは無理をしない生き方を
選択できている気がする。

"私はこれが好きで、これが心地いい"

これがわかっていれば大丈夫な気がしている。

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20代を振り返ると
自分の取り扱い説明書を作るための日々だったなと思う。
私は私のことが1番わからない!
と思うことが多いけれど
ほんの少しはわかることも増えてきた。
10年をかけて
私を知る物語を紡いできたんだね。
なぁんてね。

この20代の学びで
今後の人生もよりよく生きていきたいと思います。
これからもキュートでポップな心を忘れずに
自分を大切にして生きていきます。

20代最後の日。
全てに感謝の気持ちを込めて。

30代、羽ばたくぞ!

おわり

最後まで読んでいただきありがとうございました。私の心に寄り添ってくださりありがとうございます。生きます。