心理士の夢を手放した日

こんにちは。美花です ⚮̈

3連休中日ですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか 🦢𓈒𓏸
わたしは、穏やかに自分の好きなことを好きな
だけ 楽しめることの幸せをぐっと、噛み締めています。

ちょうど1年前。

このnoteでも何度か触れておりますが、
とある勉強を始めることとなりました。

勉強なんて、まともにするのは
いつぶりなんだろう。

そんな事を思いながらも、
不思議と迷いはなかった。

何故ならきっと、あの頃の自分は誰かに
認めてもらいたくて、誰かに認めてもらえる
「何者」かになりたくて仕方がなかった。
自分の立ち位置が欲しかった。かっこいい自分でありたかった。とにかくそんな見栄っ張りで
ちっぽけな理由で。漠然と。

本当にやりたいことも分からないまま、
勉強を始めることとなるのです。

わたしは心理士になるという夢を見つけた。

でも、大学が心理学部ではなかったので
仮に大学院へ行けても公認心理士
(こちらは国家資格です)は取れず、
臨床心理士のみの受験資格が得られる
とのことでした。

大学院は元々地方の国公立狙いだったため、
一旦は会社員から学生へ戻り、
一人暮らしをしなければなりません。
また、奨学金のことや院を出たからと言って
必ずしも希望の就職先へ行けるとは
限らないこと。狭き道なこと。そして何よりも
今の安定した職業を手放すこと。

全部「なんとかなる」と思っていました。
全て手放してでも自分のやりたいことであったから。
心配される声もあったが、全部明るく返しました。自分の弱い所を、見られたくなかったから。
そうでもしないと、自分でしたことを後悔しそうだったから。後ろを振り返ることが、後悔することが、死ぬほど怖かった。

だから、あっという間にわたしの心は不安に押しつぶされて、気づいた頃には体と心は限界を既に限界を超えてしまっていました。

たった1年の努力。それすらもできなかった自分。
綺麗事ばかり並べて、結局は怖い事から逃げている弱い人間であると。思い返せば、わたしの人生はそんなことばかりでした。

わたしは夢を手放した。

ですが、思いがけない所で
これまで積み上げてきたものを評価して頂ける
そんな機会を頂くこととなるのです。

「自分には夢をつくる価値はない」

そんな風に思っていた1年前。
確かに先行きの見えない夢を追いかけるのは想像以上に疲れたし、しんどかった。何度涙をしたのかも他人にあたったのかも分からない。でもそれ以上に、夢を追いかけるって新しい自分を見つけることなんだって。楽しくてわくわくすることなんだって。

今ではそう思えます。

1年間、駆け抜けてきた時間は
いつか自分の強みになってくれることでしょう。

どんな形であれども、自分の中で“本気で向き合った時間”に変わりはないからです。


またいつか。
ご縁があればもう一度大きな夢と向き合いたい。

大人になっても夢を持ち続けることって
こんなにも素敵なことなんだ。