2月に入り正式にチームとの契約も終わりました。
サッカー選手になり初めてプレシーズンを1人で過ごし、人生で初めてのフリーです。
ニートとはあえて言いません。
フリーです。

なので色々なチームがキャンプでハードに追い込んで、充実している情報を見聞きすると、やっぱり焦ったり、不安になったりもします。
ただ眠れないほどではありません。
毎日赤ちゃんのようにスヤスヤ寝ています。

こんな気持ちを察してなのか色んな人から連絡をくれて励ましてもらったり、いじられたりしながら日々元気に過ごしています。




そして今のところチームは決まっていません。
長年寄り添ってくれている代理人の方を信頼して声がかかることを待っている状況です。


ただその前にクリアしないと行けない課題があります。
去年の11月にずっと気になっていた膝を手術しました。
なんでこんな攻めたタイミングで手術するんですか？って何人かに言われましたが
このタイミングで一定期間プレー出来ないことはリスクがあることは理解した上で、時間がかかっても今シーズンベストな状態でプレーする為に決断しました。



なので、暇だろ？と遊びに誘ってくる方々
自分は決して暇ではありません。

今は毎日忙しくリハビリしています。
サッカーする場所も膝のリハビリや治療も全て自分で手配しなければ行けない状況ですが、それぞれ助けてくれるプロフェッショナルがいることに感謝する日々です。

そして先日の手術の時に確認したところ全身麻酔で手術したのが8回目でした。
1回目の前十字靭帯断裂は15歳で自分もびっくりです。
怪我してる時点でなんの自慢にもなりませんが、これだけ手術しても復帰してるんだからリバウンドメンタリティはだけは代表クラスだろ！と自慢しておきます。

何度も怪我をして、手術を受けて、試合に出れない状況が多々あっても必ず復帰して来たのはサッカー選手になって活躍する！という自分の夢であり、想いの強さだと思います。

もちろん今もこの夢は変わらず持ち続けています。
ただ今はこれにもう一つ新たな目標が出来ました。

それは家族にもう一度復活した姿を見せることです。

3人の子ども達もお父さんがサッカーを仕事にして戦っていることを将来も覚えていてくれているはずです。

色んなことが理解出来る年齢になったからこそ
復活するまでの
試合に出れなかった姿や今の状況
その時はどんな背中でどんな表情してたのか
苦しい事も、楽しいことも、たまにサボって釣り行ってる事も、妻に叱られてるとこも
全てさらけ出して見せたいと思っています。

誰もが順風満帆では無いけど
それでも前向きに努力したら必ず成長できる！

と親父の背中を思い出すのは
大人になる途中なのか
大人になってからなのか分からないけど、
自分の姿から学んでくれたら最高です。





こんな親父の姿を見せるとか偉そうに言っといて、妻の明るさに励まされて
子供の成長に感動して、ゲーセン行きたいから早く仕事しろ！と末っ子は毒吐いて励ましてきて、家族の言葉や存在から学んでるのは自分の方だったりするかもしれません。

子供達も将来この時のことを全く覚えてないかも知れないし、ゲーセン連れて行ってくれ無かったって思い出しかないかも知れないですが、それでも大丈夫。

今この瞬間に自分の目標でモチベーションになってることには変わりないです。

こんな感じでリハビリ頑張って必ず復活します。
たまには誰かの為に頑張ってみます。