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茅葺き屋根職人になった理由ーまとめー

このnoteを始めるにあたり、SNSで記事のネタを募集しました。

その中で個人的に印象的だったのは、とても近い人たちから「何で茅葺き屋根職人になったの⁈」「気づいたらなってた‼」というコメント。

一人で笑ってしまったのだけど、そこにスポットが当たると思ってなかったので意外だったーーーΣ(゚Д゚)

私自身に興味をもっていただくのがありがたいと同時に、きっとそこを入り口にいろいろ興味を持ってもらえることもあるのかなとも思った。

ネタ提供してくれた友人たち、本当にありがとう!!!ちなみに繋がってる人たち、そして関わってくれる人たちは、本当に友人だと思ってる。心を向けてくれて、私のために時間を割いてコメントやいいね!をくれてありがとう。

‘家’について

さて、この記事の写真に写る人物は、左から曾祖父・私・祖母。背景は日本三名園のひとつである後楽園。そしてその中でも大好きな延養亭。

曾祖父は茅葺き屋根職人であり、県の無形技術保存者の第一号であり、受勲もした、私が愛してやまない最も尊敬する人。

その曾祖父で2代目らしいけど、創業130年の茅葺き屋根職人の家に生まれた私。

物心つく前から曾祖父のいる現場へ連れて行ってもらってた。

茅葺き屋根のある風景は、日本の原風景だけではなく、私にとって懐かしい心の還る場所なんだよね。

子どもの頃から大学時代まで

子どもの頃の私の夢は、タカラジェンヌ。
今でもずっと大好きな天海祐希さんに8歳で出会い、憧れたことがきっかけでした。
だから、高校3年まではバレエと声楽と勉強の両立…ではなく、なんだかどれも中途半端だったと今は感じるけど、当時はいっぱいいっぱいでした。
進学校だったので、周りは99%が進学。
大学受験を考える時、インテリアや建築が好きだから、タカラジェンヌになれなかったら、そちらの学部へ進むことを決めました。
その時、心の中にはちょっと茅葺き屋根に関わることも考えてました。

夢破れて(笑)進んだ大学では、京都まで古建築や寺社仏閣の写真を撮りに行ったり、大学のある山口市内の重要文化財を周ったりなど、やっぱり惹かれるのは古建築。
古建築同好会なるものに友達に誘われ活動してましたが、その友達たちに岡山の後楽園の茅葺き屋根を案内したこともありました。

それでも大学卒業と同時に茅葺き屋根職人を選択しなかったのは、理由はたくさんありますが、

・住宅設計に興味があって、それで就職した
・大学のある山口県で結婚を考えていて、その後結婚した


このあたりが大きいかなと思います。

テレビ番組で突然の怒り

そして、子ども2人を抱えてシングルになり、地元である岡山に帰ってきて、それまで個人事業主として、おやこヨガ・こどもヨガインストラクター、キッズインスタラクター、カードリーディングやAROMA HAND FABセラピスト・講師、デザイナーなど、書き出していったらキリがないことをいろいろやってました。

カタイ仕事に就いてみようと、教育系会社で働いていた時、ふと見たTVに茅葺き屋根職人さんが出ていたんです。

そこで紹介されていたのは新しい斬新でデザイナブルな茅葺き屋根。

それを見て、

なんだかわからないけどめっちゃくちゃ腹が立ったんですよ(笑)。

そこを詳しく書くと、なんだか問題になりそうなので割愛しますが、とにかくめちゃくちゃ腹立って。それと同時に自分にも腹立ってきて

いやいや、門前の小僧歴はむちゃくちゃ長いけど、実際私つくれんやん!

と思ってまだそのTV番組の途中だったけど、現・社長である従兄に「私もやりたい!」とLINEして、「どうぞー」となり(笑)、私の修行生活が幕を開けました。

あとがき

…どこを省いて、どこを残していいかわからず、子どもの頃から書いてみたけど、まとまったのだろうか…。

その①とかにしてたけど、見出し機能があると気づいて、まとめてみたよ。

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