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私にとっての小さな旅の必要性について

旅をして来た。大好きな東京に3泊4日で気ままな旅だ。
人と会う約束は極力少なくした。
私のこれからの生き方にヒントをいただけそうな方と初対面。
聡明な方で、天然なところがあるとご本人はおっしゃるけれど、
私から見れば、私が形にしたいことを既に始められている行動的な方だ。
私より3つ歳上なだけなのに、聞けばその業界に入ったのは10年前だと言う。10年前と言えば、これからの人生をどういう方向に進んでいこうかと私自身、考えた時期でもある。
あらゆる希望を諦めて、私にも手の届く、そしてその業界に居たいなら持っておいた方がいい保育士資格を取った。そして保育士として、色々な学びを少しずつ重ねていった。ただ、それだけでいいのか?という気持ちが最近感じている率直な気持ちだ。

旅をすると自分の原点が見える気がする。毎日の同じことの繰り返しから離れて、物理的に我が家や暮らす街を離れ、違う場所で過ごすのは、時々私にとってとても大事なことだ。私は狭い世界での思考を何より嫌うからだ。
時々、一旦、小さな世界から離れてリセットしたくなる。
とは言え、また同じ元の場所に戻ってくる訳ではあるが、その場所での自分の存在意義を見つけていきたいと旅から戻るといつも思う。

誰かに必要とされること、自分が安心して居られる場所、何かに所属していてそこへ行かなくてはならない意識、それぞれが私の心を満たしてくれる。
旅をすることで、その原点をとても愛おしく思えたら、旅をした甲斐もあると言うものだ。

自分の居場所を確認するため、安心出来る場所を確認するため、
私はこれからも定期的に旅をするだろう。
何よりも一つの場所に留まって、思考が止まる、ないしは狭いところでちまちまと考えることを避けたいからだ。

どうやら私は、一向に落ち着かず、常に自分の中の何かを進化させたいのだと言うことも今回の旅でよく分かった。
このままでいいのか?このままの生き方で私は満足するのか?
それともゆるりとペースを落として、楽しむことをするのが心の健康にいいのだろうか?

そろそろ更年期障害から少しずつ離れてきたような実感があり、私はもう一度何かに燃えてみたい気もし始めている。

どうなることやら。



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