言葉を多く交わさなくても、時間をそれ程かけなくても仲良くなれる人達が居る。お互いがお互いに良い印象を持ち、ネットの中でも現実社会でもすぐに仲良くなれる。そんな場合、相手に対して好意を持っているので、双方がそれを素直に表現出来たなら、とても明るい関係性が出来る。

それとは反対に、一方的に面白い方だな〜仲良くなりたいな〜、何かわからないけど惹かれるなぁ〜と思う場合、相手の方は自分のことをどれ程目に止めているのか分からない。私は相手の方の人となりに興味を持ち、情報を掴みに行く。けれど相手の方は、一向に振り向いてくれないな、という場合。縁がないのかな、と私の興味も薄れればいいのだけど、長年の付き合いだったり、その相手の背景を理解しようとしてしまったりで、離れ切れない。

実は多くの言葉を交わしたんだよな、、、と思う。それでも関係性はしぼんでいってしまう。そんな経験が幾度かある。

私は人を見る目がないのかなぁ〜。そんなことはないと信じたいのだけれど。同時にそれは、人を信じたい私の気持ちに繋がっている。人を信じたいから諦め切れないことがある。こだわりたい人が居る。でも上手く関係性を築けないまま離れる時、とても悲しい気持ちになる。

諦めたくない関係性について、諦めるラインが分からない時がある。一度は離れてもまた戻る関係性もある。お互いに傷付けあった場合もある。けれど、戻れた時、それはそれで私は、とても貴重な経験だと思うし、大切な関係性だと思う。

相手の存在をどれだけリスペクト出来るか、その気持ちがお互いに一致した時だけ相思相愛になれるのだろうな。