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母の愛情を見つけた日

母は、

農家の5人兄妹の末っ子として育ち

朝から晩まで農作業で忙しい両親に構ってもらえず

歳の離れた兄姉とも遊べずに

子供時代はとても寂しい思いをしたそうです。




その為か、

他人のためになろう

他人の世話をしよう

私はこれだけやってあげている!と、

自分のキャパ以上に頑張りすぎてしまう女性でした。




何もかも我慢していて

いつもイライラして怒鳴っていて

父方の祖母と仲が悪くても

必要以上に世話を焼いては

大喧嘩をしていました。




私は子供の頃からずっと母に不満をため


どうして私をちゃんと愛してくれないの

お前のせいで私はいつも不幸なんだ

絶対にお前みたいにはならないと、


ずっと母を嫌っていました。




今思えば、

過干渉に私のやること成すことに口を出していたのは、


大切な娘に間違った事を教えてはいけない

寂しい思いをさせてはいけないと、


自分の子供時代を思い出し

一生懸命、間違わずに子育てしようと頑張っていたんだろうと思います。





確かに、

私にとってはあまり良い育て方ではなかった。


もっと受容して欲しかったし、幸せそうでいて欲しかった。


でも、母はあれで幸せだったんだと思います。

だって、大切な人には、あれこれ世話をしてあげたくなるもんでしょう(笑)




だから、

母を責めるのも

自分の存在に罪悪感を感じるのも、

もうこれで終わりです。

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