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休みまでのカウントダウン

飴玉のように可愛い爪と、おもちのようなしっとりした手。袖から少し見える手首まで白くて、「女性らしさ」の象徴のようだ。

友人の手は、とても可愛い。あんなに可愛い手はどのくらいの年月をかければ作られるのか。日々のお手入れは何時間なのだろうか。嫉妬も入ってしまうほど、守ってあげたくなるような手をしていた。

私はというと。1月にやってもらったジェルネイルを無理やり剥がして爪が薄くなっているし、ごまかすために塗ったマネキュアはボロボロでみすぼらしい。皺、毛穴、浅黒さ。すべてを兼ね揃えてよくも堂々と生きてきたなと言いたくなるほどだった。はがれたマネキュアは、さすがにテンションが下がる。

少しずつ、納期のない休日が見えてきた。

複業で関わっているクライアントへ「休みます」の連絡をしてから、少し気持ちが軽くなってきた。ある方からは「『しんどい』を明確にすることはとてもポジティブなこと。自身の大切な部分を伝えてくれてありがとうございます」と連絡をいただけて、恐る恐る伝えたことも、意味のあることになっていることが嬉しかった。

関わっている原稿も終盤を迎え、今週末を終えたら「納期」の続く日々とは少し距離が置けそうだ。

納期くんと少し離れられたなら、まずは自分のネイルや肌を、整えていけたらなと思う。


去年の毎日note


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