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好きなら知ってこ

好きになるとそればかりを繰り返してしまうタイプだ。ペペロンチーノにハマったときは週3ペースで3年以上食べ続けたし、海外!楽しい!と気づいた大学時代から数えると、30か国以上に訪れている。音楽も、好きなアーティストがいればそれだけを掘り下げるし、中でも夢中になった1曲はそれだけ聞き続ける。

それが時々、コンプレックスに感じる。

大好きなペペロンチーノは、「どのお店がおいしい」とか熱心に探すこともなく、毎日同じものを食べ続けられる(全然グルメじゃない)。旅行も国数は多いけれど、好きなことが「現地の人と出会うこと」なので、その国の歴史とか、観光スポットとかをよく知っているわけではない。知識をあまり得ようとしていないような気がするのだ。

せっかく夢中になっているのに、誰かに役立つ情報を提供できてないなぁと思うと、結構悲しい。

何かに夢中になっている人が好き、というnoteを書いたけれど、いろんな知識をかいつまんで知っている人には、あこがれを持っている。多方面に知識を持っていることで会話のできる人が増えるし、相手が気づきを得られるような返しができる。会話する人との共通点を見つけるのは、仲良くなるのに必要。さらに、その人に関係ある新しい知識を提供できれば、話している人も楽しいだろうなぁと思うのだ。

最近、友人たちの意外な過去に驚くことが多い。“今”にたどりつくまでに色々な経験を積んできいて、まるで小説を読んでいるような気持ちになる。その時その時で興味のある事に夢中になり、人生の1章1章がバラエティに富んでいて、短編集にもなりそうなものばかり。


私はというと、好きなものに「好きだよ」と言って見つめることしかしてこなかったなぁ。どこがどんな風に好きなのか、他と比べるとどうなのか、調べてつき詰めるということをしてこなかった。興味の範囲も狭ければ、知っている深さも無い。

広く浅くでも、深く狭くでもいいから、もっと好きに「知る」をつけ足したいなと思った日曜日の夕方でした。

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毎日数人でお題を決め、noteを書いてます。ハッシュタグは #毎日note
テーマ #広く浅くと深く狭く


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