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"好き"の縁はゆるく地味につながる

MATCHAでブースを出した2018年の旅祭。9年前には通常のお客さんとして、ワクワクしながら参加したなぁと考えると、仕事で参加しているのがなんだか不思議な気持ちになる。

2009年の旅祭りはお台場の一角で行われていた。TABIPPOという会社の影も形もない頃なので、おそらく当時は高橋歩さんの会社だけでの運営。

旅祭への参加理由は2008年にさかのぼる。初めての一人旅でポーランドに向かう飛行機の中、高橋歩さんの『毎日が冒険』を読んで「私もこんな風に全力で生きたい!」と、旅や生き方にモチベーションを爆上げされたのがきっかけで、旅祭でとにかく彼を見てみたかったのだ。

当時の様子を例えると、代々木公園で時々開催される「タイフェス」みたいなイメージ。そして悲しいことに、そこまで感激するようなエピソードもない。7月の熱い中、ブースでスミノフを買って半分も飲まないうちに体調が悪くなり、木陰で小一時間眠ったり、夜に行われる高橋歩さんのトークショーを楽しみにしていたのに、ケバブで2時間近く並びトークショーが見られなかったり。

それから9年経った旅祭には、タイフェスとは異なる新しい雰囲気があった。毎年行ってた「頂」というフェスに雰囲気が似ていてのんびりとしていたり、長蛇の列も解消されているし、念願かなって彼のトークショーも見ることができた。

学生時代好きだったことに仕事で関わるようになって、この道が一番無理のない生き方につながっているんだろうなぁと思った。2009年旅祭で初めて知った“シェアハウス”で、今はもうかなりの時間を過ごしている。いいなぁと、思わず買った書籍の著者と、今日は何気ない会話をした。そういえば、その人の本に載っている1人がうちの社長だ。

ブース自体は直前で話が来てバタバタ準備したけれど、繋がりたい人と繋がったり、ところどころに思い出の片鱗が見えて、「この仕事、私は仕事になる前から好きなんだろうなぁ」と実感した1日だった。


書いてるうちに寝落ちを始めたので寝ます。

旅祭楽しかった!

#毎日note


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