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続けること

「続けていく力と広げていく力、とっても尊敬します」

毎日noteを書いていること、最近は企画も始めたことに対して、お世話になった方に言われた言葉。自分がすごいな、と思っている方から言われる具体的な誉め言葉はこんなに自信になるものかと思うくらい、これまで続けてきたことが、はじめて誇らしく感じた出来事だった。

最近は毎日書いている人もよく見かけるようになった反面、「半年たってバズらなかったら才能がない」とか、「3年続けて花開かなかったらやめた方がいい」とか、背筋が凍ってしまうような話しもぽつりぽつりと耳に入ってくる。バズることが目的で書いているわけじゃないし、書くこと自体が今は楽しいからあまり気にしたくないな、とは思う。けれど、原稿がうまく書けずに時間だけが過ぎる時や、編集者から大量の赤入れとリライト要望が返ってきた時、毎日noteを書いている人が、どんどん別媒体で仕事をもらっている話を聞いた時なんかは、ちょっと心が陰り始める。あぁ、もしかしたら無駄なことしているのかも、と。

そんな時に支えてくれるのが、尊敬する人からもらう冒頭の言葉。

書くスキルが上がっているか、深く思考するようになっているかは、私には多分、一生判断できないような気がする。これからもずっと追いかけることだし、どこを基準にするかで全然変わってくる相対的なものだ。けれど「継続している」ことは目に見えてわかりやすく絶対評価でもらえる。すぐにうまい文章は書けなくても、毎日続けるなら今の自分でもできること。名立たる著名人と同じことができるのは、「続ける」ところだろうなぁと思った。

今書いているものが人気かとか、才能があるのかないのかとか、とりあえずはいったん忘れよう。周りと比べてしまいがちな私に勝つには、「続けること」で勝負し続けていくんだろう。


「来年も毎日書くの?」と友達に聞かれて、とっさに「うん」と答えた後に考えたこと。パソコンの前で固まり、ネタを絞り出し、時には半分寝ながら毎日時間をかけているこれが、ちょっとした自分の財産になれば嬉しいです。

最後までありがとうございます!いただいたサポートは、元気がない時のご褒美代にします。