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♪プラハからピアノ奏法のヒント♪指使いが全てを解決することあり!

プラハのピアニスト福田美穂です。ピアノを弾いていて、なんだかここが弾きづらいなぁとか、どうもうまく決まらないなぁっていうことありますよね?そんな時、適切な指使いに変えて弾くだけで、あっと言う間に問題が解決することがよくあります。なぜなら指使いってものすごく大事だからです。楽譜に書いてある指使いは、時にびっくりするほど弾きづらく、弾けるものもできなくなってしまう場合もあるので、正しい指使いを先生に教えてもらうこと、そして次第に、自分がそこから学んで一人でも適切な指使いを考え出すことができるようになるのが、理想的です。
適切な指使いは、早いパッセージはもちろん、朗々とメロディーを歌いたい所でも役立ちます。基本的に、4の指(薬指)は弱いので、強調しないで良い音を弾く時や、柔らかく音を出したい所などに適しています。反対に、1,2,3の指(親指、人差し指、中指)は、まわりやすいですし、ポーンと一音弾くだけでも、無理なく伸びのある響きが出ます。なので、強調したい音や、早いパッセージを弾く際に、上手にこの器用に動く1,2,3の指を使うととてもいいです。そうすると、当然結果は弾きやすく、ストレスフリーで、手に負担もなく弾くことが可能になります。
適切な指使いは、フレーズ感も音楽的に、自然に流れるように促してくれます。なので、指使いを学べば、効率の悪い練習はなくなります。そして、弾きづらい指番号を上手に避けて、適切な指使いで弾くことは、先にも書いたように、無理な負担を手にかけないので、脱力もしやすい状態になり、自ずと響きが輝きます。
ストレスフリーで弾けるようになると、より音楽へ意識を持って行けるため、弾いていて楽しくもなれますね。
もし、今弾いている曲があって、弾きづらかったり、思うように仕上がらない所があったら、是非私にご相談ください。
指使いに関しては、チェコで留学時代に恩師から特によく学んだことの一つなので、楽譜を見たらささっと適切な指番号をお教えできます。
私自身も、弾いていて問題がある箇所では、すぐに指番号を見直すことをよくやっています。
文章でお伝えするのはなかなか難しさもありますが、ピアノを弾かれる方々に、こんな風に、少しずつ奏法のアイディアをシェアしつつ、お役に立てたらすてきだなと思っています。
もっと詳しく学びたい!と思った方は、私の教室Prague Style Piano Lessonで、ご自宅からオンラインレッスンが受けられますので、お気軽にご連絡ください♪

【ウェブサイト】Prague Style Piano Lesson | プラハスタイルのピアノレッスン Prague Style Piano Lesson (themedia.jp)

福田美穂

【YouTube】Pianist in Prague Miho Fukuda - YouTube


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