🧠緊張したときは、こうすればいい ~ Part 3

3. ストレスを友達にする方法 = I’m Nervous. -> I’m Excited!


「信じるか信じないかで、あなたの寿命は変わる」

と聞いたら、あなたは信じるだろうか?宗教の話かと思うだろうか?

「ストレスを自分の敵 (enemy)」と捉えるか、「ストレスは自分の役に立っている (helpful)」と考えるかで、あなたの人生がガラリとと変わる!ことがハーバード大学の実験でわかった。

If you view your stress as your enemy, you might die faster. But, if you think stress is helping you, you can live a healthier life.

このTED Talkは見たことがあるだろうか?
“How to make stress your friend (ストレスを友だちにする方法)” by Kelly McGonigal:
https://www.ted.com/talks/kelly_mcgonigal_how_to_make_stress_your_friend


わたしたちは緊張すると、心臓がドキドキし、呼吸も速く走り出す。けれども、それをどう捉えるかで、体の状態が変わってくるというから、すごい発見だ。あなたの考え方次第で、体の反応が変わってくるのだ。

例えば、Kellyが言っているのは、

心臓がドキドキしている -> 「次のアクションへの準備をしてくれている」
息が速くなっている -> 「脳に酸素をもっと送ってくれている」

と考え方、視点を変えてみる。自分の頭の中で、言い換えてみる。

実験では、

心臓が速かったり、息が荒くなっているというストレス反応を、「この体の反応は、パフォーマンスを上げるために役に立っているんだ」と捉えた人たちは、心配する気持ちが減り、緊張も減り、自信を持てるようになる、ということがわかった。

とても興味深いのが、

上のような精神的な変化だけでなく、肉体的な変化もみられたことだ。

通常、人はストレスを感じたり、緊張すると、血圧が上がって血管が収縮する。いつもストレスを感じていると、心血管疾患につながる可能性があると言われるのは、この理由から。なので、ずっとこの状態だとあまり健康的ではない。

けれども、

本人が、「このストレスは有益なものである」と視点を変えて考えると、
まだ心臓のドキドキはあるけれど、血管はリラックスした状態のままでいる
ことがわかった。

“When participants viewed their stress response as helpful, their blood vessels stayed relaxed like this. Their heart was still pounding, but this is a much healthier cardiovascular profile.”


これは Joy & Courage(喜びと勇気)を感じているときの状態にすごくよく似ているというから、すごい!

“It actually looks a lot like what happens in moments of joy and courage.”

どうストレスを捉えるかが重要、捉え方で天と地の差が生まれる。

“How you think about stress matters.”

このTED Talkにいいショックを受けてからは 、イベントやグループセッションの前には、心臓がドキドキしても、呼吸が速くなっても、「あぁ〜 緊張してる、体がストレスを感じてる、どうしよう!」と焦るのではなく、「これはパフォーマンスをよくするために、体が精一杯手伝ってくれているんだ。」「今、大事な瞬間を前に、体も準備してくれているんだ。」と視点を変えられるようになった。


今度、あなたが、

I’m nervous... 緊張してる・・・と感じたら、

I’m excited! ワクワクしてる!と言い換えてみてほしい。


ドキドキしても、呼吸が速くなっても、自分を応援してくれてるんだ!と考える。それだけで、あなたのパフォーマンスが上がるはず。


すべてあなたの捉え方次第。It’s all about your perspectives.

ぜひやってみてほしい🦋


〜 Part 3へ続く 〜

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