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初冬の京都で厄落とし!千本釈迦堂「大根だき」〜晴明神社〜京都御所

12月8日。

京都・千本釈迦堂(大報恩寺)の冬の風物詩「大根だき」に行ってきました。
お釈迦さまがお悟りをひらいた日に、煮込んだ大根をいただき無病息災を願います。
3年ぶりの開催で、境内は大にぎわい。

きりっと寒い空気の中でいただく、お出汁の染みた大根と油揚げ。
じゅわっとあつあつ幸せです。

ご近所の北野天満宮へもお参りします。

春日大社の鹿。
出雲大社の兎。
そして北野天満宮の牛。

神さまのお使いとしてはたらく動物たち、けなげで好きです。

北野天満宮御祭神の菅原道真公は、丑年だったのだとか。
境内には、幸せを運んでくれる牛たちがたくさん座っていました。

上七軒を経由して、安倍晴明神社へ。

西陣織の会社が並ぶ通りを抜けていくと、住宅地の中にふとあらわれました。

境内は広くないですが、鳥居をくぐると空気が一変します。

御神木や再現された一条戻橋、式神の石像など、見どころがたくさん。
厄除け魔除けのお守りや御朱印をいただきました。

晴明神社からさらにてくてく東へ歩いて、ずっと来たかった虎屋菓寮、京都一条店でひとやすみ。

ゆったり静かな空間で、お庭を眺めながら季節の和菓子や抹茶をいただけます。
今回は限定のきなこあんみつをいただきました。
「お心に残るひとときとなりますように…」と小さなメモが添えられているのもうれしい。
いい時間が流れる場所です。

虎屋さんを出て、今度は京都御所へ。
ちょうど宮内庁の無料ガイドツアーが始まる時間だったので、参加させてもらいました。

鎌倉時代から江戸時代までの建築様式を、天皇の暮らしぶりなど詳しい解説と共にじっくり案内してもらえる1時間。
密にならないよう、イヤホンを貸し出してくれるのもうれしいです。

今にも清少納言が御簾をかかげて顔をのぞかせそうな清涼殿。 ときめきをおさえられない…!

京都御所見学の後は、京都御苑を散策。
大きな木がたくさんあって、心がおちつきます。


立派な松の木の下で、水筒に入れてきたあたたかいほうじ茶を飲んで、ホッとひと息。

ここ、すごく好きだなあ。
梅の木がたくさんあったので、梅の季節に再訪したいです。

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