つなぎでやることって、無駄なんじゃないかと思う。

つなぎの仕事
つなぎの彼氏
つなぎの車
みたいなつなぎの○○

本命が見つかるまでの期間の不便をうめる代替がつなぎ。

これはつなぎなんだって思うと、仕事も彼氏も、本気にならないくていいという免罪符を自分にあたえないか？

あるいは、つなぎのはずが忙しくなっちゃって本命の仕事が見つかったのにやめられないとか、相手が本気になっちゃって別れられないとか。

なんでこんなことを思ったかというと、間食だ。

さっき朝食を食べたばかりで、でも昼まではまだ少し時間がある。じゃあ、つなぎでこのクッキー食べてもいいかと思って、待てよと思った。

このクッキーが余分な脂肪になるわけで、しかも必要な栄養を満たすわけではない、ただ腹がいっとき膨れるだけのおやつは、空腹感を本当には満たさない。だから一つで止まらずいくつも食べる。お昼になるころにはそんなに空腹感がない。でも昼だからと一食分を食べてしまう。

だったら。

つなぎの間食をせず、昼でなくても、昼ご飯をしっかり食べた方がいいんじゃないの？

ちゃんとバランスがとれた一食をしっかりとれば満足度が高く、余計なものを摂取しなくて済む。

もちろん、早く昼を食べると、夜も早くお腹は減るかもしれない。だったら、夜もそのとき食べればいいのだ。まだ夜ご飯の時間じゃないから、なんていって、食べるタイミングを逸して間食＋夜遅い食事となれば、ダイエットなんかしようたって無理。

昼も夜もお腹がすいたときがごはんの時間。昼食は１２時頃に食べるべき。それって実は学校や職場の都合であって、そこに縛られない生活なのであれば、朝を８時に食べて昼が１０時であってもよいのだ。

そして１７時ぐらいに夕食をとるのなら、寝るまでに結構時間があるので、そんなにカロリーを気にせずとも、夕食の分を消化するころに就寝するから、少ない量を練る間際に食べるより翌朝の体重計にのっても変動が少ない。

こんなことを考えて、他のこともたいていは同じなんじゃないの？って思った。

希望の仕事が希望の条件で見つからない。だから他の仕事をする。でも、するならそれを本命としてしちゃう方が精神的にも学び的にも、経験の質が全然違うんじゃないのかな。

本当に好きな人がいる。でもその人はまだ自分を好きじゃない。寂しいからつなぎでとりあえず彼氏のポジションを別の人で埋める。

もし、本命がそのとき、こっちに気持ちがむいたら？
ああ、彼氏いるんだね、って思われるよね？
いえ、ちがうんです、これはつなぎで。。。
って言える？
なにそれって引かれるのがおち。

あるいは、そのつなぎの子に
ごめん、本命がこっち向いてくれたっぽいから
あなたとはさよならね、って言ったら。。。
もめるのは必至。

最初から本命に全力向けとけば
無駄なトラブルもおきないし
無駄なエネルギーも使わない。

こういう人は別ね。自分のやりたいことはこれ。で、それを実現する資金作りのためにこの仕事でお金を稼ぐ。これは、つなぎじゃないから。これは実現のためのプロセスのひとつだから。

あと、本命がいつ来ると決まっている場合。代替車なんかはそれ。

じゃあ、甘いものは食べられないってこと？！っていうことでもなく。その空腹はしっかりした一食を求めているのか、それともスイーツでほっこりすることを求めているのか、を感知することを怠けない。

スイーツを食べたいときは、スイーツが本命だからそれでいいのだ。

つなぎがほしくなっちゃうのは、昼は１２時という自分じゃないなにかが決めたルールに従おうとするから。

彼氏がいない自分が外からどう見えるかが気になる、あるいは、自分一人では自分を幸せにどうしたら幸せにできるかわかっていないから。

本命じゃない仕事をやめられないのは、自分よりも周りの人の思惑ばかり気にするから。

自分で自分のことを幸せにするって覚悟してないからなんじゃないかな。