ピエロ
会社の近くのお花屋さんが、
毎週火曜日と金曜日にセールを行っている。
自然に毎週金曜日はお花を買う日になってしまった。
まんまとお店の戦略に嵌まってしまった。
でも、週末に新しいお花を飾るという習慣が出来つつあって、それはそれで楽しい。
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さて、今日は出社日だった。
今月最後の仕事である。
月末ということもあって、そこそこ忙しい感じだったが、ふと自分で気づいてしまったことがある。
組織の中にいると、集団で何かをしなくてはいけない場面があったりするのだが、
その時、必ず旗を振って皆に指示を出したり、チームをまとめたりしなきゃいけない役割の人が存在する。
何故か、
わたしはそういう役割にまわることが多い。
理由は簡単。
元気そうで社交性がありそうに見えるから。
あと、頼まれるとイヤと言えない性格だから。
自分でも思うが、人が何か困っていたり、誰かに頼られたりすると、ついつい引き受けてしまうのだ。
自分自身はその事に対して別に不満があるわけではないので、率先してその役割を担ってきた。
今までは。
そういう役割になったことがある人だったら、経験があると思うが、リーダーの特権というものが得られることもあるが、意見が分かれたときの批判や苦情なども引き受けなくてはならないのである。
そりゃ、正直キツいこともあるし、なんとかしなきゃという思いもあって、自分なりに最善を尽くしてきたと思う。
だが、それが裏目に出てしまうこともあるということに気付いた。
ある人に言われた。
『なんで、そんなに一生懸命なの?もっと、賢くなったほうがいい』
『あなたに任せとけば大丈夫だよね!』
わたしは気付かなかったのだ。
皆、その役割にはなりたくなかったから、押し付けていたのだと。
他の人はいろいろと賢く、計算高く考えていたのだということ。
そう思うと、わたしは今まで道化師同然だったのかなぁと虚しく感じた。
皆と同じようにその役割から降りることも必要なのか、そして人に任せることも大事なのではないかと考えてしまうようになった。
人との距離や人付き合いの関係性について考えさせられる。
特にこの情勢になってから、別の角度や別の視点で物事が見えるようになってきた。
と、こういうことを書いたら、
ものすごくダークな心情になっているように見えるかもしれないけど、意外と冷静です(笑)
きっと、こういうことを考える機会も必要だと思ったので、書いてみました。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
おしまい。
<今日のうた>
女優として活躍してる彼女ですが、わたしは歌手としての片瀬那奈さんを高く評価しています。自分で曲作りもするし、確かハウスDJとしても活動していた気がします。とにかく曲が秀逸です。
片瀬那奈「Babe」
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