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ADHDとマレーシア

「自信が無くおどおどとして、
すぐにパニックを起こし
たまに癇癪で周りに迷惑かけながら生きていた偏差値35のADHD少年と

周りに『息子がすみませんすみません』と頭を下げ
隠れて泣きながら今にも折れそうだったADHD母」

が、日本からマレーシアに来て、インター校という選択肢に出会い

「自信をつけ豪快に笑い趣味を堂々と楽しみ
やっぱりたまに癇癪を起こして周りに迷惑はかけつつあたたかい人に囲まれ大学で勉強することを目指す青年

伸び伸びと好きに生きる母」

になったこと

それを

今苦しんでいる人に知ってほしい

その想いから約1年半前、ブログを始めました。

「あなたが今苦しいのは、もしかしたら環境と合っていないのかもしれません」

前提として…

マレーシアが楽園で

マレーシアは至高!素晴らしい!

すべての人はマレーシアに来れば解決!

なんて思ってはいません

単に、私の息子

長男「アル」は、日本の、あの環境が「合ってなかった」。

日本にも、彼に合う環境はあったかもしれない。

でも少なくとも彼がかつて居たところは、彼に合ってなかった。

そして、マレーシアで彼が今通うインター校が彼には合っていた。

それだけです。

たまに「学校はどこですか?」

という質問をいただきます。

お答えしますが、その時に「うちの子に合っていたからと言って、よそのADHDのお子さんに合うとは限りませんので、実際に見て確かめられてくださいね!」

ともお伝えします。

大事なポイントです。

「合う場所は人によって違います!!」

ではでは…

それを前提として

私の思う、「マレーシアの良さ」。

を今日は一つお教えします。

それは

「リラックスしている」

ということ。

例えば…

コンビニ店員さんは、だいたいスマホに夢中だから呼ばないと来ないし、

大抵、レジと後ろのショーケースの隙間に座り込んでいます。

そこで何か食べてたり。

呼んでも、スマホゲームしながらレジ打ちしたり。

…これらが「良い」と思っているわけではありません。

そんなときのお客さんの対応に

マレーシアと日本の大きな違いを感じます。

「ニーチェ先生」という漫画を読んだのですが、あまりにも違う…

日本ならその場で怒りだす人もいるでしょうし、クレームをどこかに入れたりも考えられるでしょう。

マレーシアならそんなシーンに遭遇しても、いらいらするんじゃなくて、みんな待つんです。

もしくは穏やかに

「急いでるから、これ、先にしてくれる?」なんて頼めば、彼らは快くやってくれます。

私はマレーシアで店員さんに居丈高に怒鳴ってる人を見たことがありません。

コンビニでもショップでもレストランでも。

私はマレーシアのそんなところがとても好きです。

次男はまだ未就学児ですが、

子どもが騒いで注意されたこともありません。

誰かを注意したこともありません。


「客」と「店」という関係以外でも同じ。

相手に多くを求め過ぎない。

人から多くを求められ過ぎない

誰からも責められ過ぎない。

誰かにいらいらしなくていい。

「怒り」というネガティブな気持ちをあまり感じることがありません。

そういう意味で、この国はとてもリラックスしています。

「高いレベルを求める」日本でも、とても良く出来る人なら良いのでしょう。

でも、殆どの人は100点は取れない。

100点を見て、減点方式で出来ないところに注目するのが日本。

そもそも基準が0点で、出来たところに注目するのがマレーシア。

出来る人は良いけれど、

減点部分ばかり指摘されて、

自信を失ってしまったのが長男アルでした。

ずっと我が子の「減点」を見続けることに疲れてしまったのが、

日本にいた頃の私でした。

今は、アルは褒められて自信を取り戻し、自らの力で努力し始めました。

まず30点取れたことを褒めてもらい、

嬉しくなって努力して。

その繰り返しで長男は4年前とは別人のようです。

そして、

私は息子の加点部分だけ見ていられます。

緊張せず、リラックスしていられる。

ADHDとマレーシア。

日本より、私とアルは生きやすいかもと思います。

#ADHD #マレーシア #インターナショナルスクール #リラックスしている国

ここまで読んでくださりありがとうございます。